Shinakosan is Okinawan

↓普天間飛行場の名護市辺野古沿岸への移設について　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑普天間飛行場の嘉手納統合案について

今日の琉球新報の記事。
普天間飛行場移設について新報と毎日で沖縄県民の世論調査をしたところ、
県外・国外移設を求める声が７０％、
「辺野古」に反対していると答えた人が６７％だったそう。

みんな、やっぱり基地嫌なんだよね、そんなの当たり前だけど。

自民党政権の下で、現金ちらつかされて「容認しろ」と迫られてきたけど、
結局振ってくるお金は私たちの懐には入らないで「無駄で維持費がかかる箱物施設」とか、
「自然破壊の公共工事」とかのためのお金ばっかり、で、どうせわったーは潤わない。
そういうことが、民主党政権になったことで少しずつ少しずつ分かってきたというか、
「嫌だったら嫌って言ってもいいんだー、じゃぁ言おう。」
「基地嫌だ！」
「私も、基地、イヤなんです。」
「俺もー。」
みたいな空気になったのかもしれない。

自然破壊をして基地を作るというだけでも十分深刻なことだけど、
軍事基地を持つということは、基地を保持する何十年かの間に起こる、
基地があるがゆえの事件や事故を抱えるということだし、
基地がなくなってからも残る土壌汚染や水質汚染に苦しむということだし、
基地から発生する健康被害とも戦うということでもある。

我が子に美しい海を残してやりたいと思う人はいても、
我が子がレイプされたり癌になったりしても「まーいいさ、それよりお金」という人はいないはず。
そんな当たり前のことを沖縄県民はわざわざ声に出して言わないといけないなんて最悪。
最悪だけど、せっかくのチャンスなので私は県民大会に行ってから、ありったけの声で、
当たり前すぎてばかばかしい言葉をわざわざ叫ぼうっと、「基地はいらなーい」。

で、ついでに言うと、この場合の「国外・県外」ってのは、
「じゃー岩国に統合すればいいさ」とか「グアムに持っていけばいいでしょ」的な、
「沖縄だけ楽になればよい、他は苦しめ」というメッセージではなくって、
「げ、自分のところに来たらどうしよう」
ということから思考をスタートさせて欲しいなというメッセージでもあると思う。
あの町村信孝だって、米側から彼の地元の北海道に移転させては？との打診には、
周囲がビックリするほどうろたえて米をニヤリとさせたというのだから、
沖縄以外にお住まいの皆さんは、
自分の町に普天間基地がくることなんて想像すらしたことないはず。
そこからスタートさせれば、本当に本当に米軍基地が必要なものなのか、
それは本当に本当に日本人の血税で作らないといけないのか、
そういうことをリアルに考えることができると思うんだよね。

・・・というわけで「普天間返せ、してからに辺野古に新しい基地を作るな」と言いたい方は、
11月8日が絶好のチャンス、一緒に宜野湾海浜公園の県民大会に行きましょ。