2010年05月01日

琉球弧の自己決定権の樹立へ

琉球弧の自己決定権の樹立へ
ナラン!!日米の軍事植民地


亜熱帯の風を揺らし、百年の従属の根を食い破るように沖縄が動きはじめた。そのシグナルはもはや天皇の国家とアメリカの傘の下の日和見で曇った感度ではキャッチできない。
戦後65年、朝鮮戦争60年、日米安保改定50年、そしてコザ暴動40年、沖縄と日本の戦後史を決定づけた歴史的な節目の年に当たる2010年。戦後日本に初めて政権交代が実現し、これまでの戦後国家を拘束していたさまざまな呪縛を解除していくことが期待された。しかし、この間の普天間基地の「移設=新基地建設」をめぐる政府中枢の言動と自己保身的な国民意識の動向から見えてきたことは、日本の国家と国民がいかにアメリカを内面化していたのか、ということである。沖縄のわれわれが目撃したのは、政治力学の変更ぐらいでは日本政府と日本国民そのものの沖縄認識は変わらない、という動かしようもない事実であった。

日本の枠組みを越え、沖縄自らの地図を

こうした日本国家と国民の沖縄観は、歴史化されたものでありかつ構造的なものである。そして普天間「移設=新基地建設」をめぐって露呈した国家としての日本の内向の共犯/共同性は、またしても沖縄の主張を封じ込め、排除しようとしている。
だが、沖縄の意思を排除しながら従属化させるやり方は何時までも通用するわけがない。いまや抗議や怒りの声が、地域や階層や組織を横断し、島ぐるみの様相さえ呈している。その怒りと異議申し立ては、沖縄民衆の歴史体験の深みから立ちのぼってくるものであり、日本の戦後の枠組みを決定づけていた日米安保そのものの前提を問い直すところまで風向きを変えようとしている。
この怒り、この流れ、この想像力をこれまでのような政治力学に回収するのではなく、新たなる実践の地平に解き放っていくための眼と声が求められている。問われているのは、沖縄自身の思想と実践の射程である。アメリカの影の下にドメスティックな安全と安心を享受し、アジアからの視線を封印した日本の<外>を想像し創造することができるのかどうかである。
答えははっきりしている。沖縄の地に立ち、沖縄の知によって生産した沖縄自らの意思を保障する政治的・文化的空間を、誰の手にもゆだねることなく、自らの知恵と力によって創造していくことである。沖縄の自立と自己決定権への意思を、2010年という転換期の時代の風景の尖端に描き込むことである。われわれ自身の地図を製作しなければならない。

脱冷戦・脱植民地化から琉球共和社会連邦へ

沖縄戦の死者たちの遺念に思いを寄せること、日米合作の軍事植民地的な<例外状態>で精神を損ない、命を落とした無念の声を想像力をもって聴き取ること、そして歴史の正典が周辺化し封印した、アジアの半島と群島の脱冷戦、脱植民地化のタタカイに繋がること。

われわれはみなガマから生まれたイノチであり<艦砲ヌ喰ェーヌクサー>である。
そして、われわれは<復帰ヌ喰ェーヌクサー>である。
沖縄が、どこでもない沖縄に還ること、主体を発明し未聞の声を情況に打ち立てよう! 
日本の海外県としての位置からアジアの脱植民地化の共闘者となろう!
世界のイメージを変えること、内発を力にすること。
還我琉球、原点有理、そして沖縄の自己決定権樹立と琉球共和社会連邦へ!

われわれは、2010年が沖縄の決定的な変革の年であることを、震える神経でキャッチする。われわれは琉球弧の自己決定権の<構成的力動>の創発へむけて、琉球弧を横断する有志の連合体である。ひとりひとりが自立した表現者であり、実践者である。
 
ヒヤミカチウキリ!
大和(やまと)世(ゆ)ぬ幻想(ゆくし) 復(たち)帰(むど)る未来(さち)や
我(わ)した島(しま)琉球(りゅうきゅう) 世(ゆ)や直(のう)れ


ナラン!日米の軍事植民地  琉球弧(奄美・沖縄)の分断をゆるすな! 
沖縄への構造的差別をゆるすな! 米軍基地はヤマトへ! 
日本軍・自衛隊は沖縄からゴーホーム!

「琉球弧の自己決定権の樹立へ」有志連合




Posted by shinakosan at 19:29│Comments(32)
この記事へのトラックバック
The U.S. military problem is a somebody else's problem for the Japanese. What's shameful! 産経ニュース 民主・山岡氏「普天間は雲の上の話」 女性市議の猛抗議にすぐ陳謝 山岡氏の発言とは実は、日本人の大...
Insulation with Japan【クイナハウス】at 2010年05月09日 09:06
この記事へのコメント
貴方は県外の人間が沖縄県民の苦しみを知らないことに怒っている訳ですね。それなら、その怒りを県内に置き換えて、基地被害を知らない那覇市や糸満市などの人が、基地被害を直接受けてる基地周辺住民の苦しみや意見を知らないことにも怒るべきですよね。
是非、基地被害を受けてる基地周辺住民に意見調査して、本当の住民意思を確かめる運動も起こしましょう。
■「貴方は、一刻も早く基地を閉鎖すべき程、基地の騒音がひどいと思っていますか」 ■「貴方は、外国人に恐怖を感じているので彼らを排斥攘夷すべきと思いますか、それとも仲良く国際理解して共存することが子どもたちのためにも大切だと思いますか。」 ■「貴方は、補助金が無くなり失業する人が増えても、基地の被害の方が大きく、早く撤去すべきと思いますか」
こういう住民意見調査を基地周辺住民に(できれば中学生以上の全員から意見聴取する)行うべきだと思いますが、賛成してくれますよね。
貴方に良心があるなら、このコメントを削除せず、回答してくださることを期待しています。
Posted by 基地共存推進会基地共存推進会 at 2010年05月02日 16:54
基地共存推進派さん

私、那覇市民ですけどね。ヨコからごめんなさいね。
怒りを県内の人にぶつけて、沖縄で分裂してるほうが不毛だと思います。

■「貴方は、一刻も早く基地を閉鎖すべき程、基地の騒音がひどいと思っていますか」

→思います。那覇でも自衛隊が近いところは騒音ひどいですよ。あれ以上うるさいのですから相当の被害だと思います。また被害は騒音だけではありません。

■「貴方は、外国人に恐怖を感じているので彼らを排斥攘夷すべきと思いますか、それとも仲良く国際理解して共存することが子どもたちのためにも大切だと思いますか。」

→外国人には恐怖を感じませんし、排斥すべきとも思いません(攘夷の意味はよくわかりませんが)。子どもたちにも私たち大人にも国際理解、共存は大事です。だからといって米軍居続けてくださぁい!とは考えません。

この質問は恣意的で、答えるほうが困ってしまいますね。
※米軍基地をなくす=外国人排斥、と単純に定義づけしていませんか。外国人=米軍だけ、じゃないでしょう。また仲良く国際理解しての共存は基地がなくてもできることです。米軍関係者との個人・家族ぐるみでのつきあいと、米軍基地の是非を一緒に考えているような前提は不適切と思います。 

※不特定多数へのアンケートをしたいなら、もう少し汎用性のある文章を使ったほうがよいですよ。もしくは、「外国人=米軍」「仲良く国際理解=米軍肯定」との定義づけが必要かと思います。

■「貴方は、補助金が無くなり失業する人が増えても、基地の被害の方が大きく、早く撤去すべきと思いますか」

→基地でしか働けない人を増やしたりそのままにしておくほうが長い目でみたら沖縄社会としてのリスクが高くないですか。米軍基地は基地労働者を食わすために存在しているのではないのです。基地関連で沖縄に補助金がいつまでもくるとは思えませんし。
基地がなくなる前での転職支援があれば、次の仕事を探すのは楽ではないですが可能だと思います。基地で働く友人もいますけど「いつ仕事なくなるかわかんないから」って勉強にスキルアップに熱心な人も結構いますよ。そうじゃない人は残念ながら基地で働いていようが民間で働いていようが、仕事見つけるのが難しいのは同じです。むしろ、基地従業員だけの失業・雇用対策が手厚くなるほうが、沖縄全体からしたら不平等じゃないかなあと思ったりしますが。

ところでこの質問も恣意的ですよね。
「基地がなかったら経済的にもたねえだろ。だから基地必要なんだよ」との前提での質問内容で、答えるほうは困ってしまいます。基地被害も解決し、基地従業員の仕事も解決してほしい、という人のほうが多いんじゃないですか。それってわがままとかじゃなくて、素朴な願いじゃないんですかね。そのために政治や行政にあれこれ注文つけてるんですし。

長くなって失礼しました。
Posted by monaco at 2010年05月02日 19:31
上記の文章は「独立宣言」「独立の声明文」と受け取っていいですか?
Posted by ryukyuan at 2010年05月02日 21:02
monacoさん。
「基地がなかったら経済的にもたねえだろ。だから基地必要なんだよ」との前提での質問内容で、答えるほうは困ってしまいます。とありますが、だからこそ、質問してるのです。

例えば、公務員労組が基地撤去運動の主体ですが、基地撤去で生活破綻する労働者が出たら、自分の給与を半減してでも援助するという覚悟で、基地撤去運動をしているでしょうか?

県外の日本人が沖縄県民の痛みを分かっていないと憤慨しておきながら、
基地周辺住民の痛みも分からず、経済破綻に追い込もうとしている矛盾に気がつきませんか。

基地周辺住民の意見こそ、最大に尊重されるべきでしょう。もし、基地周辺住民が基地が必要と言う結論をだしたら、断じて、それが尊重されなければなりません。仮に、貴方の意見と異なったとしても。
Posted by 基地共存推進会基地共存推進会 at 2010年05月02日 23:08
shinakosanさん、こんにちは。

 ひょっとしてlast comment, simonって書いたも、typoです(__)

 内地にも出向いていただきありがとうございます。県民の意思が成就するよう祈っています。
 ただ、このエントリーの内容は刺激的過ぎるかと、心配もします。しかし、これぐらいのアピールが必要なときなのかもしれませんね。

 あとすみません shinakosanさん、以下の件、少し私からも書き込みさせてください(__)

monaco さん、こんにちは。

 同感です。やはりそう感じるのが一般だとおもいます。きちんと指摘してくださってありがたかったです(__)

基地共存推進会さん、横からすみません。

|「基地がなかったら経済的にもたねえだろ。だから基地必要なんだよ」との前提での質問内容で、答えるほうは困ってしまいます。とありますが、だからこそ、質問してるのです。

 貴方の質問とはよもや質問に非ず、私にも恣意的な印象操作に見えてしまっております。
 ここで、monaco さんが何を言おうとされているのかご理解いただけないようなので、私からも少し説明させてください。
 「基地負担が無くても経済支援は本来必要。それなのに、基地負担を前提として援助するというのは、汚く、そもそも詭弁。また、それを行ってきた結果として地域経済は衰退し、基地の周りがスラム化しているのが現状」なのですが、それを今更当然だと、平然と口にされることこそが「答えに窮する」理由なのです。

 デヴィ婦人のblogから拝借したんでしょうけれど、基地の周辺住民を移転させるのが改善策のようにご自身は書かれていますが、基地問題は普天間だけで発生しているのではありません。本気なら沖縄本島全島民の30パーセントぐらいは移転させる必要がありますが、とてもそれが可能とは思えません。
 何度も何度も同じことを書いていて、私も疲れていますが、もう一度書きます。そもそも、普天間にいた海兵隊はアフガンやイラクに出払っていて居ませんので、日本を守れません。これが抑止力になっていると本気で信じて安穏としているのは、かなりやばいと感じます。また、安全保障上米軍が日本に必要だと政府やその支援者は言っていますが、その裏にある別の目的、何しろ数千億円ものお金が動くのですから、ここに汚いものの手を感じ取れない方は少数派だと思います。

 確かに基地周辺住民の中には政府の支援に縋っている方も、軍に雇用されている方もいます。しかし、それに頼らなければならないような状況に追い込まれているからこそ二次的にそうなっているのですが、それを、その方たちをかばい代弁するような振りをして、貴方は自己利益に誘導する為に利用しているよう見えてしまうのです。

|基地周辺住民の痛みも分からず、経済破綻に追い込もうとしている矛盾に気がつきませんか。

 さもこういう言い方でこれまでずっと沖縄は犠牲にされ、自然も経済も国民感情もぐちゃぐちゃにされてきたので、改めて県民の方々は苦しい歴史を思い返してしまうのではないかと感じます。これが再び大和への恨みにつながってしまうと危惧してやみません。
 ひょっとして、こうやって書き込むことで更に県民感情を逆撫でし、コザ暴動のような混乱をこの方は期待しているのか... だとしたら恐ろしいことです。

 ご覧になっている方にお願いしたいのですが、行動すること、アピールすることはより必要になってきます。しかし、こういった反対感情を煽るものに乗せられて感情的になり、彼らの思う壺にならないように冷静に判断していただきたいです。
Posted by Jitoh at 2010年05月03日 14:13
基地共存推進会さん

>例えば、公務員労組が基地撤去運動の主体ですが、基地撤去で生活破綻>する労働者が出たら、自分の給与を半減してでも援助するという覚悟で、基>地撤去運動をしているでしょうか?

労組が自分達の給与を半減してでも援助する覚悟は持ちきれていないのは誰だってわかってることです。労組批判としては推進会さんのおっしゃっていることは最もだと思いますよ。

これって公務員だけじゃなくて、県民全体で薄く広く負担するほうが仕組みがつくりやすいと思います。(私より所得の高かったり、留学して教育受けたような基地従業員の失業対策で税金増えるのはどうも納得いかないですけどね。自分と同じ水準給与かそれ以下の従業員優先での対策は納得します)実際に政策として提案されたら、県民全体では賛成する人が多いと思いますがね。それこそ労組が反対しても、彼らより平均所得が低い県民全体が賛成したら反対する理由ないし。

基地以外に働くところがないとは思いません。県民全体で支えましょう、という流れができたとき、基地以外の仕事を選ぶかどうかがハードル高いと思います。仕事変わるんだから当然です。が、ここまでの議論も政治ではされたことないですよね多分。


>県外の日本人が沖縄県民の痛みを分かっていないと憤慨しておきながら、
>基地周辺住民の痛みも分からず、経済破綻に追い込もうとしている矛盾に
>気がつきませんか。

基地か経済か、と常に二者選択を迫る考え方こそが、住民を追い込んいると思います。少なくとも私はその元をつくったのが戦後日本の国の成り立ちだから、県外の日本人を批判しています。県外の人批判→基地周辺の痛みがわからない、人ばかりではないのですよ。

段階的に基地縮小し、矛盾を最小限に抑えながら、基地経済を別の要素に転換するのはそんなに非現実的でしょうか。普天間基地の場合、従業員は200人ほどと聞いています。今回の普天間返還で一気に8000人が、返還(とか県外移設とか)が決まった翌日すぐに失業するわけではない。返還までには時間がかかり、けれど基地がそこにある間は彼らの給料は出るわけです。跡地利用事業段階になったら、彼らこそ優先的に雇用されるようになるんじゃなかとも予想できますし。

嘉手納に至ってはアメリカが没落するまで撤去できないだろうし、どうしても基地で働く必要がある(または働きたい)というのであれば、普天間基地の従業員を嘉手納に移すのもありかもしれません。お金の出所は思いやり予算だから米軍も文句ないでしょう。
Posted by monaco at 2010年05月03日 14:18
> 基地共存推進会さん
 質問に答えます。
■「貴方は、一刻も早く基地を閉鎖すべき程、基地の騒音がひどいと思っていますか」 
 →思ってます、嘉手納基地近くの小学校に通っていましたが、
  戦闘機の音で授業が中断されることはよくありました。

■「貴方は、外国人に恐怖を感じているので彼らを排斥攘夷すべきと思いますか、それとも仲良く国際理解して共存することが子どもたちのためにも大切だと思いますか。」
 →私は外国人に恐怖を感じていません。
  あなたの外国人=アメリカ軍人という考え方に驚いています。

■「貴方は、補助金が無くなり失業する人が増えても、基地の被害の方が大きく、早く撤去すべきと思いますか」
 →米軍基地はそもそも日本や沖縄に永久に存在するものではなく、
  安全保障条約という条約によって一時的に駐留しているものです。
  ですので基地関係の補助金や雇用は一生涯続くという保証はなく、
  これまでにも日米の都合により基地は返還されてきました。 
  しかし時の政治によって失業者を大量にだすというのは、
  従業員にとっては死活問題になる話ですので、
  軍雇用員や軍用地主には、基地閉鎖後も一定期間に渡り、
  国が失業保険の様な補助金を支給するべきだと思います。
  基地従業員への給与や軍用地料はこれまでも国が払っていましたし、
  基地がなくなれば、思いやり予算も削減でき日本経済にはプラスなので、
  一定期間の補償をすることは容易いことだと思います。
  それからそもそも普天間や嘉手納などは、
  個人の土地を不法占拠したものであって、
  国際法に照らしてもいち早く返還されるべきだと思います。
  従業員と同様、軍用地主たちのことも考えなければなりません。
  さらには北谷や新都心の例をみても分かる通り、
  広大な土地が経済活動の場として住民に返されると、
  基地があった時よりも沢山の雇用が生まれ、市町村に入る税収も増え、
  基地であった時よりも経済的によい状況が生まれます。
  その点について考えてみるとよいでしょう。
  
Posted by shinakosan at 2010年05月03日 20:25
ていねいなご返答をいただき感謝いたします。
県民のために、沖縄の未来のために、もう少し、討論いたしましょう。
どんな意見でも民主主義では尊重されるべきですので、
謙虚に意見を述べ合い、感情的な罵倒合戦に陥ることなく、
このブログを見る人や多くの県民のために、建設的な内容にいたしましょう。

最初に、根本的なことをお聞きします。
貴方たちは、基地で被害を受けている周辺住民の気持ちを代弁して、基地撤去を主張しているのですか。
もし、そうなら、基地周辺住民が「基地の被害は大したことはない。基地と仲良くすることで、国際理解にも役立つ。基地と共存したい」という意思を明確にしたら、その住民意思に従うのですか。
つまり、周辺住民には「基地撤去すれば、その跡地開発でより経済が発展できる」とか、「失業保険で生活保障できる」という話はとても信じがたい事なのです。
Posted by 基地共存推進会 at 2010年05月04日 15:35
>基地共存推進会様

横レス失礼致します。内地在住ですが、沖縄に友人を持つ身にとって、また私の地元にある様々な問題の構造を考える上で基地問題は重要と思いますので、どうぞ発言をお許し下さい。
>最初に、根本的なことをお聞きします。
>貴方たちは、基地で被害を受けている周辺住民の気持ちを代弁して、基地撤去を主張しているのですか。
>もし、そうなら、基地周辺住民が「基地の被害は大したことはない。基地と仲良くすることで、国際理解にも役立つ。基地と共存したい」という意思を明確にしたら、その住民意思に従うのですか。
仮に周辺住民の方々があなたのおっしゃるような意志を明確にしたら、私は憂います。そして「本当にあなた達の身は安全なのか」と問います。そしてその根拠を知りたいと思います。

>つまり、周辺住民には「基地撤去すれば、その跡地開発でより経済が発展できる」とか、「失業保険で生活保障できる」という話はとても信じがたい事なのです。
ご指摘の通り現在の日本のセーフティーネットや経済はとても危うい状態です(shinakosanさんの持論を否定して申し訳ないですが)。
ここで考えるべきは、まず「生命維持に必要な産業は何か」です。1つは第1次産業。2つ目は医療、福祉です。ご存知でしょうが、この2つは人手不足や遊休地が深刻です。
例えば農業は、気候変動による経済的な打撃を最小限に抑える為に多くの作物を生産しますが、それにも限界はあります。自給率が低ければ一件の農家が潰れても、日本や沖縄の食糧事情に深刻な打撃を与えます。将来的には世界は食糧難が予測されており、残りの食糧を輸入に頼るのは不安要素も大きいです。各国が海外の農地確保に奔走していますが、日本はこの点においても大きく出遅れています。
跡地利用でこの点を(勿論沖縄の内需拡大という形で)をフォローしていくというのはどうでしょうか?荒れた土地を復元するのは容易ではないし、何らかの生活支援や保障が必要にはなるでしょう。でも不可能ではないし、やらなけばいずれは生活が破綻すると思います。大切なのは跡地利用の産業を何にするかということではないでしょうか?
Posted by 夏茜 at 2010年05月04日 21:34
基地共存推進会さん

推進会さんの考えの根底にはこの2点があると推測しています。
1)基地周辺住民の意見は反対運動してる人たちとは違う。反対派は労組の代弁者に過ぎない。
2)私(monaco)が基地周辺住民ではないので、意見を言う資格があるのか懐疑的。

この前提でお考えの限り、どういう回答をしてもこの2点にあなたの疑問点が集約され、ゆえにこの2点で議論が堂々巡りする予感がしています。

私の考えは、あなたのアンケート案に多少なりとも回答することで、お伝えしたと思っています。再質問にも返信しました。今度はあなたがアンケート案第2稿と、さらには実施に向けた運動案も見せてくれると期待していたのですが。

私の書き込みのきっかけは、推進会さんのご提案です。
「住民意見調査を基地周辺住民に(できれば中学生以上の全員から意見聴取する)行うべきだと思いますが、賛成してくれますよね」

推進会さんがアンケートを練り上げ、実施し、出た結果が普天間基地問題の解決に役立つものになると結構なことだと思います。というわけで、私はあなたが基地周辺住民かどうかはわかりませんが、こういうアンケート案も興味深いと、サンプル的に回答いたしました。ですが、あなたは「住民意思が出たら従うのですか」「信じられません」と繰り返します。

アンケートの話がしたいのですか、周辺住民の普天間容認意見を伝えたいのですか、それとも雇用確保・生活保障・経済振興の話をしたいのでしょうか。
Posted by monaco at 2010年05月04日 22:54
そもそも、基地被害を被るのは周辺住民だけではありません。
Posted by じゅげむ at 2010年05月05日 01:08
>monacoさん
 ナイスフォローありがとうございます。

>ryukyuanさん
 独立宣言はもうちょっと丁寧にやると思いますが、
 民族自決権についてはきちんと言及して行こうと思いますよ。

> 基地共存推進会さん
 あなたは県民大会の決議文さえ読んでいないのんですね。
 基地従業員だって沖縄県民です、反対運動やる人たちは、
 彼らの雇用の問題を考えてるに決まってるじゃないですか、
 そんなの当たり前の話です。

>Jitohさん
 これは私が書いたものではありませんが、
 私は過激だとは思いませんよ。
 軍事力や脅威論や特措法をちらつかせるほうが過激だと思います。
 私は独立してやる!とか目には目を!と言ってるのではなく、
 マイノリティとしての自己決定権を求めていかねば、と考えてます。
 それはマジョリティである日本人たちは当然のことのようにやっていること。
 リュウキュウアンの私たちにも認められて良い権利だと思ってます。

>基地共存推進会さん
 あなたたち、というのは基本的には私と誰をひとくくりにしているのでしょうか?というのも、私はちょっと忙しいので、時々気が向いたときなどに様々なシティズングループに顔を出し、協力したり、企画したりすることは有りますが、特定のグループを組織したり、グループを立ち上げたりしていないからです。それにご存じではないかもしれませんが平和運動と行っても沖縄には沢山沢山のグループが存在しそれぞれ活動領域やスタイルや哲学が異なるのです。ですから貴方が私に向かって「あなたたち」という場合何を指しているかを特定していただかないと私は答えることができません。ですから、どうぞまずは誰を指しているのかを答えてくださいませんか?

>じゅげむさん
 そのポイントはとても重要ですね!
 沖縄群島にいる限りどこも米軍基地の脅威にさらされているわけです。
 それから基地従業員と基地周辺住民がイコールでないことも指摘します。
 
Posted by shinakosan at 2010年05月05日 08:46
monacoさん
夏茜さん
Jitohさん
基地共存推進会さん


みなさんの討議は「罵倒満載水掛け論」に発展しない限り自由です。
私がコメントするしないは私の使える時間とモチベーション次第です。
Posted by shinakosan at 2010年05月05日 08:48
shinakosan

ありがとうございます。
私も使える時間とモチベーション次第でのやりとりが好みです^^

このブログにおじゃまさせてもらっているのは、shinakosanのエントリーとイベント情報を知りたいのが目的です。今後とも記事を楽しみにしています。
Posted by monaco at 2010年05月05日 15:26
ブログ主さま お久しぶりです。お元気そうでなによりです。

それにしても、凄いエントリーですね。この文章は間違いなく公安の目に留まるでしょう。まぁ、公安はどーでもいいんですが、この文章の行き着くところには。「琉球内戦」が見えるのですが、私には。この文章に強烈な拒否反応を示す沖縄人も多いと思いますよ。道州制導入されたとしても、あくまで経済的枠組みとしてなら受け入れられると思いますが、「民族自決」となると、ちょっとね。差別されてると思ってない私は鈍感なのでしょうか。
日本という枠組みの中では窮屈でしょうが、日本の中央に進出して、ぶんどるほうがよくないですかねー。日本国の政策として、琉球人の民族自決を国会決議でも法制化でもすればいいと思いますよ。

もちろん私とは、絶対に相容れない考えなのですが、このエントリーの先には、沖縄がそーですねー、あと1、2回は「悲劇の島」になるような感じがします。あくまで感じね。琉球人同士の殺し合いも起きそうですし、大国の干渉もあるでしょう。机上の大風呂敷は、時として悲惨な結果を招くこともあると思います。

ところで、琉球弧って、沖縄県民の共通認識に基づいたものですか?
私のように、宜野座高校が甲子園にでても、「とりあえずみんなに合わせて応援すっか」くらいで、あまり思い入れがない(そこの出身者に知り合いもいないし)男もいたりするんですが。

それと意味のない余談ですが、私、出自が首里なのですが、悪く言う人多いです。同じ同胞なのにね。首里出身ということで好感をもたれたことはあまりない、と言っていいでしょう。別に気にしませんが。
Posted by 縁側 at 2010年05月05日 19:33
>monacoさん
 そんなこんなでだらだらやってます、でもなんか鳩山の一件で、
 すごーくへこんでます、どうすればいいんだろ?という感じ。
 色々コメントしてもらってありがとうございます、元気でます。

>縁側さん
 やっぱり民族自決=戦争と考えるあたりが私と合いませんね☆
 日本人は当たりまえに手にしている自決権を手にできない琉球人、
 国連勧告もありましたがこれは「差別」ですね、明らかに。
 独立とか言う前に、私たちが何度も「要請」したところで、
 一度も「理解」を示さず、逆に私たちに「理解」を求める日本政府と、
 今後どのように付き合っていくのかしっかり考えないとですね。
 まずは机上の大風呂敷さえ広げられなかった時代からの脱却かな?
 琉球弧というのは県民の共通認識とか関係なくないですか?
 琉球弧という言葉とその使用、可能性について模索したまでですね、
 「基地反対」「基地推進」と同じレベルで、
 「琉球弧の自決権」を考える人がいるというまでの話です。
 県民の共通認識に基づいてる必要性があるのでしたら教えてください。
 私は首里の近くに住んでいましたけど、別になんとも思いません、
 首里出身で悪く言われるというのは、縁側さん世代の話なのでは? 
Posted by shinakosan at 2010年05月05日 22:58
ブログ主さま こんばんは

別に民族自決を戦争と結びつけようとは思いませんが、現在の沖縄が自決権がないと仰る。無い物を欲する過程で紛争はおこりますね。あきらめれば別ですが。争いがイヤならあきらめましょう。

琉球弧の共通認識がなくてどうやってそれを実現しようとしてるのか興味はありますが、別人の考えなら捨て置きましょう。

あとね、上のほうで、基地共存推進会という人の言ってる事は、なんとなくわかるんですよ。ようはね。県内の情報発信源って主に新聞やテレビですよね。そこで、「県民の総意」という言葉で彼らを蔑ろにしていることにも問題ありだと思うわけ。「総意」なんてね。家族でも簡単には出てこないわけよ。130万人の総意が「これだ!」なんて簡単に言ってんじゃねぇ!って思ってる人もいるわけ。メディアの責任も大きいわけですよ。簡単に言いすぎ!

あと、私の世代って年齢知ってんの?まぁいいけど。琉球弧の話がでたから言ってんだけど、沖縄内でも、ヤンバル差別、宮古差別、八重山差別、もっと言えば、奄美差別と琉球弧を言う人ってこのあたりの認識あるんかな?県内での差別意識も払拭できないのにね(^^♪
Posted by 縁側 at 2010年05月05日 23:57
エタ・ヒニンと名づけられて一定区域に隔離差別され、結婚・就職ができなかった日本のような悪質な歴史的差別が「差別」というんだね。

在日朝鮮人が通名を使って生きる現在の社会的状況、大和にいる沖縄人(琉球人)も一部の人は通名を使っていた人もいたそう。

縁側さん!
知花さんが”宮城さん”と名前を偽って生きる社会的状況を差別というのです。
縁側さんの差別観は可愛いもんですね~。
天真爛漫に生きる右左も分からない幼稚園児の個人的体験記をそのまま差別観として脳内で確立していることに、ワタクシ非常にビツクリ致しました。

大和では、エタ・ヒニンの人達は死後も動物の漢字を墓石に刻まれてたそうですよ。沖縄でそういうのあった?大和では寺の宗派、姓によっても過去の出自がわかることもあるからね。

我が家の門中家系図をみると、1700年代に八重山に嫁いでる女性がいる。
という私は離島とヤンバルと本島中部の血が混ざってるけど。
オバーは離島出身だけど本島中部人と結婚してるし、縁側さんのいう個人的体験記を社会差別として言われても、ヤンバルと離島の血が混ざってるワタクシは差別された実感がありません。
Posted by ryukyuan at 2010年05月06日 08:42
>縁側さん
 煽ってるのではなく事実ですよね?それとも自決権がありますか?
 敗北主義者になるのは簡単だけれども、自決権を議論することは、
 争いに発展しやしませんよ、もしかしたらヤマトから右翼が来て、
 より琉球vs日本の構図をはっきりさせるようなやじを飛ばすかもですけど。
 それから貴方の言葉使いから、貴方は私より先輩なんだと認識してました、
 間違っているでしょうか、間違ってたら大変申し訳ありません。
 県内での差別意識の払拭、大事な問題ですね!

>ryukyuan
 差別といのは被差別者の意識にも影響を与えます。
 琉球の様に国境の周縁の場合、その構造が見えにくいということがあり、
 日本人も琉球人も比較材料がないので「こういうものか」と思ってることが、
 よくあるとおもいます、この状況に気がつくことが出来ないのは、
 差別者・被差別者どちらにとっても不幸だと思います。
 というわけで問題提起をしてみちゃおうじゃないかということですね。
Posted by shinakosan at 2010年05月06日 10:32
shinakosanさん>

「国家・社会に依拠する差別か?」「個人の道徳・倫理観に依拠する差別か?」ということを明確にしたかったのですが・・・・。

縁側さんの言うヤンバル・離島出身者への差別って社会に多く蔓延していた・しているのでしょうか?

大和では、戦後に部落差別が問題化して同和団体が立ち上がりましたよね。
部落出身者への結婚・就職差別、就職などで執拗に出自を追求される、自宅付近に中傷のビラがまかれたり、ハガキが送り付けられたり、そのような社会問題がありましたよ。
現在でも関西地区では同和教育が導入されてるほどです。


沖縄でもそうでしたかね?そうですかね?
離島・ヤンバル出身者が結婚できない・就職できないと涙ながらに集団で訴えました?
組織団体ができるほどの社会に存在する差別でしたかね?

縁側さんの差別観というのは、都会人が田舎の人のファッションセンスや
イントネーションや方言をクスクス笑って小ばかにする次元では?田舎の人が都会の人に対抗心を顕わにしている程度のものではない?
個人の性格や人格に依拠する問題ではないですかね。

沖縄に社会問題化する差別が存在した、しているという緑側さんの物言いがしゃくにさわったので、ちょっとその辺指摘したかったのです。

とにかくビツクリしました。
Posted by ryukyuan at 2010年05月06日 13:44
ブログ主さま 失礼します。


>ryukyuanさんへ

貴方が世間を見切れないのは仕方ないことです。差別はあります。カワイイ差別かキッツイ差別かなんて受け取る側の問題なので、差別されたことがないという貴方が言っても説得力はありませんね。

それと、私は、ブログ主以外にレスをつけませんので、私あてのレスはご遠慮願います。言いたいことがあれば、私のとこにおいで。イザの縁側で検索してね。
Posted by 縁側 at 2010年05月06日 17:42
shinakosanへ
ご無沙汰しています。
4・25県民大会には行けませんでしたが、5・15-16は皆さんと心をひとつにして行動したいと思います。

さて、本題とは少し離れたところで気になった箇所がありましたので、私もコメントさせてください。

ryukyuanさんの
>>>大和では、戦後に部落差別が問題化して同和団体が立ち上がりましたよね。
部落出身者への結婚・就職差別、就職などで執拗に出自を追求される、自宅付近に中傷のビラがまかれたり、ハガキが送り付けられたり、そのような社会問題がありましたよ。
現在でも関西地区では同和教育が導入されてるほどです。<<<

「同和」という言葉は国が「同和行政」を遂行するために名づけた言葉で、それまで差別されていた集落に一方的に道路一つで線引きし、施策をおこなうための言葉でした。しかも、「同和」とは「同情融和」の意味があり、差別をなくす立場からの言葉ではありません。「同和団体」という言い方も、何かしっくりしません。なぜかというと、この言い方は部落解放運動をよしとしない側からの言い方だからです。そして、「そのような社会問題がありましたよ」と言い切ってしまうと、さも過去の問題のように映ってしまいます。いまも部落差別は続いているし、新たな差別を拡大再生産されていることをもう少し声高に主張してもらいたいです。

それと、差別とか人権侵害に優劣や濃淡はないと思います。
差別されたり、人権を侵害された当事者にとって、他人が「そんなことで差別、差別って言うな」なんて言われたりすると、それはもうセカンド・レイプと々ではないでしょうか。国家による差別であろうが、個人的な差別であろうが、差別は差別なんです。だから、優劣や濃淡は付けるべきではないと思います。
わかりづらい文章ですが、とりあえず。
Posted by つむぐ at 2010年05月06日 20:12
縁側さん>


私の母親はヤンバル出身で、私はヤンバルによく遊びにいってたので、友人に「ヤンバラー」とたまに言われてました。
田舎っぺと小ばかにされてカチンときた経験はあります。

その程度だと、自己の中で昇華できるものではないでしょうか?
「人間は十人十色だ」と自己の中で完結できる問題だと思うんですね。

そういう個人体験を自己の中で昇華できない人は、沖縄社会に蔓延する醜い差別の実態と社会問題として直結するのでしょう。
縁側さんのような方だと思います。
嘆き悲しむほどのとてつもなく辛い体験をされていましたら、私の方から謝ります。すいません。

沖縄社会に離島・ヤンバル出身者に対する差別が蔓延しているような発言がしゃくにさわったので(私の感覚とは相当ずれているなと思ったので)、そのことを指摘したかっただけです。
これで縁側さんに対するレスは終わります。
Posted by ryukyuan at 2010年05月06日 20:57
>shinakosanさん
実は私もこのエントリーは、少し心配になりました。
勿論想いを伝えることは大切なのですが、内地には怒りの声というだけで「過激」だと感じて耳を塞いでしまう人達もまだ大勢います。また怒りを表した文章というのは揚げ足取りの材料にされやすい側面があると思います。
そういった内地の現状自体とても理不尽ですが…異なる考えや無関心な人達にこそ、一つ一つ丁寧に噛み砕いて説明し理解を求めることが大切になると思います。
…但し市長や知事、総理クラスの人にはビシッと言った方が良いと思います(^-^)。
Posted by 夏茜 at 2010年05月06日 21:42
つむぐさん > 過去形ですいません。現在もありますね。
少しは理解を深めているつもりですが、「同和」という言葉の捉え方の違いがあることは知りませんでした。勉強になります。


つぐむさんのいう「差別とか人権侵害に優劣や濃淡はない」というのはその通りです。ミクロの観点から言えば差別や人権侵害は社会にあふれています。

しかし、マクロの観点から言うと
「社会問題となる大きな問題か?看過できないほど蔓延している差別か?それは違うんじゃない?」ということを私は上記の発言の中でいいたかったわけです。そこの

沖縄の北部(ヤンバル)や離島の血筋を受け継ぐ者として主張させていただいただけです。
Posted by ryukyuan at 2010年05月06日 22:05
shinakosanへ
わたしはshinakosanのこのエントリー、何の問題もないと思います。
被差別者、被抑圧者の側からのストレートな主張だと思います。
これを確かに「過激だ」とおっしゃる方々が大半だと思いますが、じゃ、このような「過激な文章」を主張せざるを得ないようにしてしまったのは誰なのかを考えなければならないのではないでしょうか。

例えば、「お前は部落の人間か」とつばを吐きかけ、結婚に反対する差別者やおなかに宿った子どもを強制的に中絶させる差別者を目の前にして、さも「裁判官のような振る舞いで」「もっと優しく、相手が理解できるように言わなきゃ」なんて差別された側を説得するのと同じなんではないでしょうか。
肝心なのは、差別された、抑圧されている人たちの鋭い「糾弾の声」をどのように受け止めるのか。受け止めた側がそれをどのようにしてみんなに理解させていくのかが問われているのではないでしょうか。
要は、私たちヤマトゥに住んでいる者が問われているのだと思います。
Posted by つむぐ at 2010年05月06日 22:38
>つむぐさん
私の書き方が悪かったでしょうか?内地に優しく甘くしろというのが真意ではないのないので、ご理解下さい。内地の受け止め方に問題があるの事実ですし、それは変えていかなければならないと思います。
ただ私は今まで議論した中でストレートに怒りや批判をした結果、相手の理解を得ることが出来ずに却って沖縄への風当たりを強くしてしまったことが多いです。
身近にはこういった活動を「平和を訴えながら、過激な言動を繰り返す似非平和主義者」だと罵る人もいます。「どう話したらいいのか」「どうすれば理解して貰えるのか」と、いつも悩みます。
ご指摘の通り、程度の差こそあれ差別的意識は私の中にもあります。認めたくはないですが長年、成長する過程の中で芽生えてしまった意識は根強いです。
私が基地に関心があるのは沖縄を想っているからというより、花岡信昭氏に対する感情のせいなのかもしれませんね。
Posted by 夏茜 at 2010年05月07日 02:59
>つむぐさん
 お久しぶりです!お元気でしたか?
 差別についての良い指摘ありがとうございます。

>夏茜さん
 私はこのエントリーに問題がないと思ってます。
 『過激』と見える可能性を指摘するあなたの心にも、もしかしたらshinakosannにこうあってほしい、沖縄にこうあってほしい、という潜在意識がありませんでしょうか?もちろん、あなたは私をコントロールしようとしていないし、私のエントリーを批判しているのではなく、社会的に特に内地社会でどう映るのか指南をくださっていることは重々承知しています。
 私は現在表現方法を模索しているのかもしれません。何がベストか沖縄人と名乗ってしまうことで何を発したいのか、その先にあるのは何だろうか、ということを考えています。これまでは、先輩運動家さんたちの言っていることを噛み砕いて若い世代にも分かりやすく書く、内地の人にも伝わるように面白く書くのが役目かしらとか、そういう風に考えていたかもしれません、しかし、今、この沖縄の状況を憂い、これまで私が遠慮していたその実態のないプレッシャーのような空気を読む必要性を感じなくなって、というよりその空気を感じてはいけないのかもしれないと思うようになりました。
 うーん、書きながら、分からなくなってきましたが、上記のつぐむさんとあなたのやりとりを見てこれ以上は書かなくてもいいかなーと安心してます、やっぱり、分かり合いたいことを議論の前提における関係性というのは大事なものですね!ありがとうございます!
Posted by shinakosan at 2010年05月07日 11:09
>shinakosanさん
ご意見ありがとう。自分のスタンスや意識をもう少し見直したいと思います。
市民活動の成功例として異なる意見の人達との対話により、活動をなし得たというケースがあり、私はこれを参考にして発言しています。
shinakosanさんの仰る実態のないプレッシャー、私は今も結構感じています。
自分のアイデアや意見を実生活で実践、反映しにくい中で、あなたの活動に期待してしまっているかもしれません。でも、私の意見はあくまでも参考までに留めて欲しいと思います。一番大切なのはご自身の気持ちでしょうから。
Posted by 夏茜 at 2010年05月08日 09:11
>夏茜さん
 期待してもらえることは本当に光栄ですし、嬉しく思っています。
 貴方のアドバイスをアドバイスとして受け止めさせてください。
 互いにもっと上手く自分と向き合い、
 そのうえで他人や社会と向き合い行動することが出来るよう、
 支え合って生きましょうー☆
 
Posted by shinakosanshinakosan at 2010年05月08日 10:11
縁側さん、

 相変わらずこういった方法論をとられるとは、やはり幼稚に感じてしまいます。一方、その心情は非常にご同情致します。

shinakosanさん、夏茜さん、

 これは排他でもあります。その点で不安があるのです。
 しかし、今はこれが必要かもしれないというのはわかります。それで動いてみるべきなのかも知れませんね。
 押させていただきます、全面的に。戦いましょう。
Posted by Jitoh at 2010年05月08日 20:58
>Jitohさん
 ありがとうございます、どういう方法が一番いいのか分からないけど、
 とりあえずやれることはやってみようと思います。
 そうそう縁側さんがレスを貰いたくないと言っているみたいですね。
 なのでJitohさんは縁側さんに対して直レスはお控えくださいまし。
 
Posted by shinakosan at 2010年05月09日 07:52
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。