2014年07月22日

「第3回ODA政策協議会」

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/taiwa/oda_seikyo_13_3.html

2014年2月27日に開催された『平成25年度(2013年度)NGO・外務省定期協議会「第3回ODA政策協議会」』で協議事項として「外務省・JICAにおける先住民族に対する政策のあり方について」ということで話しました。私の発言は議事録の25頁〜、外務省のHPに議事録が載ると言うことだったのでウチナーグチで挨拶するところからはじめてみました。

私のポイントとしては主に①日本は国連の勧告を受けアイヌを先住民族と認めたのに対し、琉球人は認めていない、先住民族の権利に関して国際基準と国内基準の間に大きなギャップがあるのでは?、②ODAが世界の先住民族の言語や文化を破壊することに繋がっている事例や逆にODAで先住民族支援をやっている例はあるか?、というところに絞りました。

外務省からは「先住民族の権利宣言の国内の適用ということでございますが、この先住民族の権利をどう守るのかというのは、日本の国内措置でありますし、そもそも先住民族としてどういう認定、指定をするのかというのも外務省の仕事ではないと思います。」という返答があり、「ちなみに、アイヌに関する政策というのは、内閣官房にアイヌ総合政策室という場所がございまして、そこを中心に、例えば教育であれば文科省と、それぞれの関係省庁が内閣官房の総合政策室を中心に協議をしながら、対応をとっているという風に思います。外務省としては、国際的な場でのいろいろ議論、日本に対して出された議論、そういったものを、内閣官房をはじめとする関係する、関係府省庁に情報を伝達するということはやってきておりますけれども、そこまでしかやっておりません」ということでした。また「外務省、JICA が行う ODA のプロジェクトは、先住民族の人たちに悪い影響が出ないように、事前にきちんと調査をし、チェックをし、という仕組みがございます」とも回答しいました。

ふむふむ。




Posted by shinakosan at 05:47│Comments(0)
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