2009年10月06日

まじゅんかたらなしまくとぅば2

しまくとぅばプロジェクト10月の催しでーす!
今度は方言札についてです、深いよ!
方言札・標準語励行を直接知らない貴方も私も、
よく考えてみたらその影響を受けていたりしない?
色々聞いて、色々話そう!!

まじゅんかたらなしまくとぅば2

「まじゅんかたらなしまくとぅば2
  ―方言札・標準語励行で得たもの、失ったもの


日時:2009年10月18日(日)14:00から16:00
場所:県立博物館・美術館 博物館講座室
当日受付・参加費無料

コーディネーター:上原美智子、知念ウシ
導入トーク:仲里効

【スケジュール】
13:30 受付開始(博物館講座室前)
14:00 導入(仲里効)
14:30 グループに分かれて話し合います
15:30 まとめ

問い合わせ:文化の杜共同企業体 098-941-8200(國吉)




Posted by shinakosan at 10:53│Comments(7)
この記事へのコメント
自分の散歩コースの途中に「日本民芸館」があります。
行き過ぎた「標準語励行運動」を批判し、沖縄方言論争を巻き起こした柳宋悦が初代館長。
「民芸」の中に美を見出したように、自然や風土に則った生活の中で使われる言葉にも、彼は美しさを見ていたのかな?
当時の沖縄の複雑で屈折した想いや必死さからしたら、本土の知識人の勝手な批判とも言われるのかも知れないけど。・・・

東大生産技術研究所駒場リサーチキャンパスを抜けて東門前の日本民芸館、更に東の駒場公園へ、そしてその中の和館の縁側で一休み、というのがお勧め散歩コースです。
Posted by カムイ at 2009年10月07日 01:21
>カムイさん
 駒場は友人が住んでいる街なのでそのあたりお散歩したことがあります☆
 日本民芸館、一度行ってみたいです。
 本土知識人が「そこまでしなくても」と思った方言札も、
 沖縄知識人からしたら「そうしないと私たちは差別されたまま、仕事もない」
 という強迫観念にも似たモチベーションがあったのかもしれません、
 ま、その環境こそ本土人や植民地支配や皇民化教育が作ったもの、
 と言うこともできますが、2009年の今私たちうちなーんちゅがすべきことは、
 誰が一番悪かったかの犯人探しをすることではなく、
 これからどうするのかを決定するために、現場レベルで、
 改めて方言札の体験を語り、標準語励行を思い出し、
 あるいはそのおかげ(?)で手に入れた日本語によってどう変わったか、
 また、ポスト標準語励行世代のしまくとぅばノンネイティブの私たち、
 いわゆる方言札や標準語励行の産物にとって言語観とはなにか、
 そういうことをいちいち話あってみることじゃないかなーと思ってます。
 なのでこの企画すっごく楽しみにしてます☆
Posted by shinakosan at 2009年10月07日 08:16
私も祖母や親の世代に比べると、地元の言葉は話せないですね。
以前、こちらのブログで使った地元の方言もニュアンス間違えてたし・・・^^;。
それでも私は子供の頃に祖父母と同居していたので、まだ分かるほうですが
「核家族の人はもっと分からないのではないか」と思います。
こちらはあくまでも方言だし、標準語が政策とし推奨されたという複雑な歴史背景はありませんけど・・・日常的に話せる言葉は限られてますね。
食文化も伝統的なもの(昆虫食があるのです^^;)は、殆ど口にしない生活ですし、地域の独自性が失われていくのは、残念に思います。
Posted by 夏茜 at 2009年10月07日 12:50
>夏茜さん
 標準語励行は全国的にあったとのことです、
 「方言撲滅運動」という言葉の存在にびっくりしますね、
 今の感覚ではちょっと考えられません(笑)、
 しかし、言語を取り巻く状況は今も変わりないのかもしれません、
 「英語を第二言語に」とか「英語ができれば就職できる」
 といった言説の中にあの時の標準語励行の影が生きています。
 食べ物や言葉や文化、受け継げないでいる私たちは、
 一体どこに向かっているのでしょうか?と考えるとゾクッとしますネ。
Posted by shinakosan at 2009年10月07日 15:03
あらー前回のコメントにレス期待していたのにスルーされちゃったわ・・(笑)
やっぱり嫌みだったかしら・・。世間に物言うのは怖いものですね。
まー私が言いたいのは、沖縄口消滅の危機に心を痛めているのは言語学者とか学問サーのみなさまだけではないことをお忘れなくってこと。
病院でだって、言葉の問題は当然考慮しているそうですよ。ただ使い手が少なくなっているのでどうにもならないところもあり・・。
それは若者にも老人にも、ないちゃーにもうちなんちゅにもそれぞれ責任あるけど、とくに、うちなんちゅ自体が、あまり努力してこなかった部分は大きいと私は思います。
演劇「人類館」の舞台後の挨拶で、脚本家の方(知念せいしんさん)がいっていました。30年前に沖縄各地で公演したとき、中学生の女の子から言われたそうです。「なんでこんな汚いことばで劇をつくるんですか、せっかく私達が努力しているのに、大人が、恥ずかしいです」みたいなことを言われたそうです。方言撲滅、目指せ本土化の時代があったことを実感しますね~。いまだって、ラジオ番組聴いているとなんか、標準語基本で放送しなくちゃいけない、みたいな雰囲気が聞いて取れる。翻訳がいちいち耳障りだし。なんでオールうちなー口がいかんのか理解できない・・。
まーだれが悪いかはおいといて、それより、とにかく、みんなでしゃべろーよ、うちなーぐちを。まー世代間でお互いに不快感とか、あんしぇーあらんどーとか、いわれるのはしかたないでしょう。それも織り込み済みで、しゃべるしかないんじゃありませんか・・。
Posted by マヤー小 at 2009年10月08日 20:20
>マヤー小さん
 ん?どのコメントですか?ごめんなさい、私飛ばしちゃってましたか!?
 最近肺炎になったりしてちょっとボーっとしまくっていたのです(反省)・・・。
 勿論、私だけがしまくとぅばを危惧している!というつもりはなく、
 それにしまくとぅばプロジェクトも学者もいますが学者だけの集まりでもなく、
 しかし、難しいですね、誰もが専門家だし誰もが当事者ですから、
 本当はマヤー小さんが言うように、全員で議論する、皆話す、ってのが、
 とっても大事なことだと思うのですが、そういう現状でもなく、
 沖縄の前にはやらなくてはいけない仕事が山積みだし、
 言語のこととかは「そうだよねー大事だよね」とか、
 「わったーしまくとぅばわしりてぃならんどー」とか、皆言うけど、
 「じゃぁどうするの?」、「誰がどうするの?」と言うことに関しては、
 なかなか何も言えないでいると思います。
 県は早速プロジェクトチームを組んで動き出したそうです、
 一年もすれば教材ができて小学校での教育が始まるかもです、
 本当にどういうことになるのか、蓋を開けてみないと分かりませんが、
 私は思考錯誤しながら、
 いつでもこのことを話題にすることをやってみたいと思います。
 これからも色々教えてくださいね!
Posted by shinakosan at 2009年10月09日 00:32
マヤー小さん、こんばんは。

 ごめんなさい、全然うちなーぐちを学んでいない大和うちなーんちゅです(__)
 そうそう、私もローカルのラジオが、なんでうちなーぐちじゃないんだろうってずっとずっと思ってきました。変な標準語で話すより、ずっとその方が自然で、ずっと聞き易い筈だと感じてたのです。
 うちなーぐち、是非私にも教えてください~
Posted by Jitoh at 2009年10月10日 20:30
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