2014年01月23日
うるまネシア 第17号
琉球弧の自立・独立論争誌「うるまネシア」第17号が発売になりました。特集は「琉球処分」再考、700円。ざっと読んでみて一番お気に入りだったのは、大城冝武先生が明治10年から12年頃の日本のマンガ(諷刺画)で『琉球処分』を紹介して、ひとこまのマンガに詰められた当時の日本人が「いかに琉球を欲しがったか」とか、「どのように中国を罵ったか」とか、「どのように琉球の領有権を主張したか」とかについて解説してくれているシンポジウムの書き起こしと論考でした。表紙のアカギも素敵ですね。ちなみに私も書いてますタイトルは「祖先たちは植民地主義に抗い声を上げていたーハワイと沖縄ー」です。そういえば大城先生は最近『日本植民地国家論』を刊行されたとのことなのでそっちも読んでみたいです。うるまネシアを手に入れたい方は(株)Ryukyu企画☎943-6945までお問い合わせしてみてください。
Posted by shinakosan at 11:32│Comments(0)