2008年05月30日

選挙カーがうるさい今日この頃。

選挙カーがうるさい今日この頃。

選挙カーがうるさい今日この頃。
そろそろ私が「投票」で意見を言える日が来る。
やったー。やったー。





5.28

小禄のカフェで、ucoさん、たくるーさん、チエさんが作った『フリーペーパー「Stand Up.」』をせっせと折って配布できる状態にしながら、どこにどういうにどのくらい配布するのかということを話した。内容は、「沖縄再考察」的なスタンスで、当たり前すぎて(ということになってるけどそれは違う。)誰も教えてくれないことの数々に改めて触れさせてくれるもの。小題は以下に↓

・4コマ漫画 さとうきびせいとうこうじょう その1
・那覇市に残る神秘の森 末吉公園
・沖縄のこと、沖縄の皆で考えてみませんか?
・コーネル ウェスト博士来沖
・Cornel West & BMWMB Never Forget: A Journey of Revelations
・カクマクシャカ シャカの掌の惑星
・はるさーモトム。
・Action For The Problem
・沖縄の人口海岸がもたらすもの、財産の喪失、未来の混乱。警笛は届かず。

サンフランシスコ留学帰りの「Stand up.」の人たちのこういうフリーペーパーは、アメリカとかトウキョウではよく見かけるけど沖縄では見たことがない「欲しかった」ものだから、なんか嬉しい。A3の用紙表裏にぎっしり、でも楽しく、知りたかったことが詰まってる。私、今数十部持ってるから欲しい人は言ってねー、差し上げますよー。


この前紹介した比嘉光龍(フィジャ・バイロン)さんの番組、見た人いるねー?あれはすごい良かったー。「しまくとぅば」をああいう風に扱った番組はこれまで一つもなかったので、本当に嬉しかった、なんかやっとこっち側にそよ風が吹いてきたな、というドキドキに包まれた。そよ風で大風(ウフカジ)呼ぼー。言葉はやっぱりアイデンティティで、文化で、財産だ。自分や誰かの言葉と触れ合うこと、そこから見えてくるいろいろなもの。ドイツの社会言語学者パトリック・ハインリッヒさんの言葉を借りると、「6000しかない人間の言語、それぞれの世界観。そのうち一つが消えるということは、その一つの世界が消えるということ。」、しまくとぅばの世界が消えないといいなー。いや、消える前に、後ほんのわずかしか残されていない時間の中で、一つでも多くしまくとぅばの世界を見せてもらおうっと、おばーちゃんたちにお願いして。



5.29

キリ学の環境トークセッション&ライブに行った。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=31477585&comment_count=0&comm_id=3223343
KEN子さん、カクマクシャカさん、今泉真也さん、新垣誠さん、のトークは緩やかにカフェや友達の家で話されてるような感覚で進行していったから、私はサンダルを脱いで椅子の上に体育座りして聞いた。楽しかったー。偉そうな学者がスーツ着て語る説教じみたあるいは、専門用語がばんない飛び交う背伸びしないと聞けない様な話じゃなくて、「この前ヤンバルに行ったらさー、この間はあった木が全部なくなってたってばー。」みたいな感じ。地球を分かってる4人組みが、等身大の彼らでキュートに話していて切実で悲しかったけど、とても良かった。感想は以下に↓

・今泉さんの写真はビビットすぎて泣けた、
 ああいう写真を撮っていくのはさぞかし辛いだろうな。
 自然は美しすぎる
 だから壊れた自然は痛すぎる
・KEN子さんの「説明聞くまでは、分からないから、埋め立てもしょうがない?
 とか反応してたけど、説明聞いたら、なんで埋め立てるの?ってなる」
 という言葉を聴いて、確かに新聞では経済効果とかの
 「武装した開発理論」については堂々と書かれるのに、
 「開発やめれ」という人の意見は、とても小さく、
 それも「自然への影響が懸念される
 みたいな感じで、弱弱しくしか書かれていないことに気づいた。
・カクマクさんが岡本太郎の「殺すな」アクションの話をしていたのも面白かった。
 「殺す」の反対語は「生かす」じゃなく「殺すな」だという話。
 自然を「殺すな」、人間は過ちを犯すけど、犯していけない過ちについては、
 実は知ってるはずだ。食べ物を食べないと死ぬように、空気を吸わなきゃ死ぬ。
 そういう当たり前のことをアートしてる、と言う
 カクマクシャカかっこいいー

KEN子さんも言っていたけど、 「あい、ここ工事してるね」というのは目で見て分かる。けど、 それが何の工事で誰のお金で誰が指示していつまでやるかその工事で環境にどの様な影響がでるか、については分からない。工事のおじさんに聞いても「埋め立て工事だよ」ということ以上は教えてくれない、もしかしたら彼らも知らない。そうやって国土交通省とかの人たちも、市役所の人たちも見たことがない現場で「何故」か分からぬまま工事は進む、イコール「自然を殺してる」。 なんだこれ?ぬーやが?What is this?

私達はなりたくても原始人にはなれないし、30年前にタイムスリップも出来ない。だけど、今よりはちょっとエコフレンドリーな生活は出来る。 っつーかもうすでに始めてる。 だから、私達一人一人の何千倍ものCO2を排出している企業にも「マイバックを大量生産して儲かる」とか「燃費のいい車を沢山輸出して黒字」そういうなんちゃってエコじゃなくて、本格的にエコフレンドリーな経済を作ってもらえるように働きかけよー。経済を動かしてるのは、実は私達、だからどれを選ぶか、どこに金を出すか、そういうのを選らぼー。それも「政治」さーねー。

っつーか、学生で、バイトで生計を立てる私でもエコについて考えてるんだから、税金からがっぽり金を貰ってる「環境省」のおっさんたちもっと考えろよーと本気で思う、ああ、ムカついてきた。辺野古や高江の大自然を壊してる場合じゃないだろう、泡瀬の埋め立てにGOサイン出してる場合じゃないだろう?サンゴやヤンバルの森が提供してくれる02をあんたらはいらないと言うのなら、じゃー息するな

スローライフ」というモダンバレエを取り入れたコンテンポラリーなダンスユニットが波の音や三線の音色で踊ってくれた、美しいかった。美しいが美しすぎるほど、それが壊れるのは苦しい。今泉さんの写真を見たときに感じた「痛み」がまた戻ってきて痛くなっちゃった。

勿論カクマクシャカさんのライブもあって、何度も言うけど、彼がマイクを握った時のあのスイッチが入った瞬間を見るのが私はとても好き。「砂の星」かなりヤバイねー。そしてカクマクさんはシーサーズのカワタケテッペイさんTシャツ着てた!最近の私はどんな映画を見に行くより、古本屋で沢山小説を買って部屋に篭るより、カクマクシャカのライブを見ることが好きなのかもー。いつもなんかのシンポジウムとかの時に椅子に座ってる状態で聞かせてもらってるから、今度はお金払って立って聞きたいさー。 カクマクビートで揺れたい。出来たらビール瓶片手に(ビール瓶は誰かを殴るためじゃなくて、私の喉を潤すため、ピース)。


5.30

リーフチェッカーさめさんのブログが更新されていた。
http://shark.ti-da.net/d2008-05-30.html
私が竜宮城と形容したあの泡瀬の海を見て泣くさめさん。
一体この自然ってどんなに美しかったんだろー?どこまで汚れていくんだろー?どうすればいいんだろー?どうすればいいんだろー、に関しては、サンゴの移植とか言う人たちがいる。私はやらないよりはいいだろうという風に考えていたけど、結局生物ってその環境で生きられるからそこに生息しているわけで、サンゴだってそこに生きれるから生きている。すなわちどこかに移植したってうまくいくはずがない。それに大浦湾のサンゴなんて何十メートル四方というでかいもので、それの移植は不可能。 サンゴに向かって「引っ越せばいいだろ?」は酷い、 米軍基地のために土地を追われたのおじーちゃんの顔を思い出した、なんかそういうのも全部つながってるわけね。





選挙カーがうるさい今日この頃。
そろそろ私が「投票」で意見を言える日が来る。
やったー。やったー。




Posted by shinakosan at 13:59│Comments(18)
この記事へのコメント
多少アジがあった方がと面白いとは言え、
>サンゴやヤンバルの森が提供してくれる02をあんたらはいらないと言うのなら、じゃー息するな。
では、原電反対なら電気使うなと言ってる連中と同じですよ。
それに、干潟に関してはO2生産・温室効果抑制の点でプラスどころかマイナスでしょう。
この点では、MもPも水伝の様な惨状に見えます。
釈迦に説法ではありますが、農耕そのものが環境破壊の始まりであって、貴方や私の祖父がインヌミに引き揚げてくる前は、彼の地で環境破壊を行っていたわけです。
そんな我々人間が、サンゴに比することが出来るとも思えません。
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年05月30日 22:46
見ましたよ~、光龍さん。
言語とは、世界観なんだ~、なんかすごい言葉に出会った。

光龍さんの、くんぐとーるくとぅばんあたるばーい!いっぺーいりきさびーん!とおっしゃっていた、あの眼の輝き、とてもinspireされた。

それにつけても、沖縄の中のさらにマイノリティーであった光龍さんの人生、どんなだったか、あの番組の範囲ではとても語れないほどだったでしょう。アイデンティティ、って、日頃、私があるひとつの沖縄人というイメージを抱いていることは、ある面ではゴーマンで暴力的なことなんだね(って、最近、shinakosanに刺激されて新城郁夫先生の本を読んでいたからか、そう感じました)。
今さらですが、考えさせられた。

勉強、勉強、もっと勉強しなきゃ。素敵な学生さんたち、いろいろもっと教えてね!

ところで悔しく悲しい報告ですが、この2週間ほど、うちから見える泡瀬の海が毎日毎日、激変していっています。
私は2年前の市長選挙で、泡瀬を守りたくて彼女に投票したのですが、どうしてこんなことになってしまったのか、
政治や組織とは無縁で日々多忙な一般人の私にはさっぱりわかりません。
あの時の選挙で、私には選択肢がなかったに等しいわけ。
しかし、もう今後はこんなことにならないように、しっかり発言していこうと思っています。ネットでもいいから。
もう、年寄り連中の開発至上文化は早く終わりにさせて、若い人たちにがんばってもらえるようにしよう。
Posted by マヤー小 at 2008年05月31日 00:21
>亞-世-MarkⅡさん
 「息するな」はキュートだと思ったんですけど暴言ですね、ごめんなさい。
 それにしても、暴言と言えば環境省です。辺野古のアセスにしても、泡瀬にしても、環境アセスメント学会もびっくりする暴力的なEIAをやってのけるのは、いや、させてるのは環境省ですね。泡瀬の囲んだ部分にはサンゴがいないことになっているそうですが、本当は沢山サンゴがまだ、生きてる。そういう「なかったことにしといて」とか「こっちは測らないで」とか、そいういうのに「待った」をかけるのが環境省じゃないのか?と絶望的な気持ちになります。辺野古の海砂のケースでも県の環境課の方がアセス審査会で「環境省からOKを貰ってる」とか言います、なんで埋め立てに環境省がお墨付きをだすのか意味不明です。
 干潟は、生物のゆりかごです。生き物が多いと言うことはCO2排出につながると言うことですか?そういう単純なことじゃないかしら?まぁ知っていると思いますが、広大な泡瀬干潟にはジュゴンが食べる海草、世界にここと後2箇所にしかいないクビレミドロ、そのほかにも沢山沢山のO2を出してくれる生物達がいます。それを埋め立てて、その先に広がるサンゴ群を殺し(すでにサンゴたちは死んでいってる)、そこを埋立地にするのと、今の干潟を維持するのを比較してアナタが「干潟に関してはO2生産・温室効果抑制の点でプラスどころかマイナスでしょう」といっているのならちょっとびっくりです、もっとマイナスなものはサポートできると言うことですからね。
 「農耕そのものが環境破壊の始まりであって」→そうそう、そこは重要なポイントですね。何故人間は農耕に走ったのか、定住が生態変化を生み、環境破壊が進みました。で、今、農耕さえやってない私達(狩猟採集、農耕、から全く離れて生活している先進国の私達という意味)。今世紀の環境破壊は、農耕が始まったときとは比べ物にならない勢いです。昔は見えなかった歪がどんどん形になって現れてきました。だから、どうするか。でしょう?あるいは、何もしないならそう宣言すればいい、「環境省は断固として自然を守りません」とかね。小学校に行って「ゴミを捨てるな、マイ箸を持て」と言う環境省のおっさん達が同じ口で埋め立てや基地建設に「GO」という、その二枚舌具合に私は「息をするな」というほどの怒りを感じると言うわけです。「国民に小さな努力を重ねさせて、自分達は大規模な環境破壊かよ!」ということです。
 O2がないと生きられない私達。私達はサンゴになれない。だったらサンゴを「殺さない」働きかけをしたい!という話です。サンゴを破壊してるのは、人間ですから。




>マヤー小さん
 いい番組でしたねー。本当にすごかったー!
 そうそう、アイデンティティは、自分で作って自分で着こなしていくものだと私は思っていますけど、それにしてもこの沖縄の暴力的なアイデンティティの押し付け社会。私もよく差別されますけど、そういうのを「若い」うちには受け流すすべを知らないから、自分に責任を求めて落ち込んだり、落ち込んだことを内在化して自分も差別をするような体質を作ったり、そういう悪循環が確かに沖縄には在ると思います。なんかでも、少しずつは還れるかもしれないぞ!と思ってます。バイロンさんがそういうことを喋ったこととか、勝方=稲福さんの女性学とか、色々ヒントが散らばっていて、それに触れる機会は確かに多くなっていってると思います。伝統を受け継ぐことと、現代を生きることは100%イコールじゃない、でも私達は昔には戻れないんだから、上手く伝統を生活に取り入れて、地球に優しくしながら、その土地ならではの言語からその土地ならではの手法を学んでその土地に住む人たちがハッピーになれるように、自分達が死んだ後にも沢山の生き物達がハッピーでいられるように、そうやってバトンを渡していけたらいいですよねー。
 というわけで、泡瀬は反対、そこにしかいないような生き物達が確実に死んでいってる。。。東門さん、私は彼女のことが大好きですけど、同時にとても嫌いです。基地問題にアレだけずばりと「NO」を突きつけることが出来る彼女も、すでに工事が着々と進み、「もう、どうせ元には戻せないよ」と同じオキナワンである業者に言われたら「苦渋の選択」をしてしまったということ。「人類観」じゃないけど、沖縄の人はヤマトの人やウランダーの人と接するときと沖縄の人と接するときとでは態度を変えます。そういうところは私達はかたくなにオキナワンなのかもしれない。基地問題で、たとえ自分の身内の軍雇用の人とモアイで変なーになっても、お隣の軍用料で生活しているおじーに無視されても、それでも「基地はNO」と言える人が沢山沖縄にはいるのに、でもおんなじ構図なのに、ジャスコの建設とか、埋め立て事業とかには「NO」といえない。なんか本当にうんざりします。何がマイバックだという話!プンプン!
 政治ってなんでしょうね。私達はもうすぐ選挙権を駆使して投票できる機会を得ますけど、一体その私達の小さな一つ一つのボイスがどうやって使われていくかまでは保障されてないんだから怖いですよー(涙)。しがらみだらけのお年寄り政治かも色々ですし、若いからって頼りになるとは限らないし、あーん、なんか政治を生きるかっこいい政治家とか生まれたらいいですねー☆
 (最後に!)新城さんの文章いいですよね?かっこいいー!
Posted by shinakosanshinakosan at 2008年05月31日 09:18
そうだそうだ、NoといおうNoと。
対立を回避するその性質、緊張を怖れるその文化も、たぶん、異民族支配により植えつけられたものだよ。
うちなーんちゅよ、野生に帰れ、飼いならされて牙を抜かれた腑抜けをやめて、野獣にもどろう!!

若い人の中にこういうプロテスト運動やカルチャーが沸き起こっていけば、やがては、チェ・ゲバラのような指導者だって出てくるに違いない、と私は確信してます。

それはそうと、偏見や刷り込みに満ちた私のこの頭を、まずお掃除して立て直さないといけない。自分の書いたことが晒されていると、冷や汗が・・・暴言の数々、恥じ入っております。どうぞお許しを。
Posted by マヤー小 at 2008年05月31日 20:42
>O2がないと生きられない私達。私達はサンゴになれない。だったらサンゴを「殺さない」働きかけをしたい!という話です。
泡瀬干潟のO2生産にせよ、温室効果の抑制にせよ、寄与度は皆無に等しいわけで、我々が吸っているO2のほぼ全てが泡瀬干潟のものでもヤンバルの森のものでも無いでしょう。サンゴも人ではない。
運動とはこういうものなんでしょうし、環境科学を地道に学ぶなどという局面でもないのでしょうが、水伝のようなことはもう止めませんか。
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年05月31日 22:42
亞-世-MarkⅡ様
暇なので、コメントさせてください。
貴方のように、なんでもドーセたいしたことない、1億3千万分の1だし、地球規模からみたら微々たるもの、って言い始めたら、いかなる努力もすべて、どうせ、○○したって、どうにもならない、大したことにならないわけだから、貴方がここに書き込みしたって、なんにもならないような気がしますが。
世界中の何億というサイトに書き込まなければ貴方の意見は、書いても仕方がない、ということになりません?少なくとも沖縄中のサイトの無視できない割合のところに書かないといけないから、大変ですね~。

まあそれはいいとして、では、貴方にはどういうアイデアがあるのですか、環境をよくするために。貴方の科学的な意見を書かないと。アンチ意見ばかりいって、人の努力を邪魔してるようじゃ、迷信を信じる人と大差ないように思いますが。
 
Posted by マヤー小 at 2008年06月01日 00:24
>マヤー小 さん
私はドーセたいしたことない、ということが言いたいわけではありません。
諫言を恣意的な取り方をするばかりでは、運動の可能性を縮めるばかりです。「アルカイダになるしかない」と割り切っているのなら、これ以上何も言いません。
私は生物種の保全に関しては慎重であり、如何ともし難い場合の移植は認めようという立場です。
マヤー小さん、あなたの野生化の果てには何が待っています?
養っていくことは出来ないからと、父祖のように移民をし、第二代三の生活を変えられたチャモロ人・カナカ人を生むのですか?
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年06月01日 01:01
>亞-世-MarkⅡさん
 泡瀬を失うことが美味たること、あるいはO2生産の寄与度は皆無に等しいとは、アナタは言い切れるでしょうか。泡瀬を埋め立てることによる影響について、アナタに断言できることはない。誰もわからない。誰もわからないその影響について、懸念することは無駄じゃない。移植だってその一つの手段でしょう、ただ、移植が大成功している例はない、移植は癒しであり免罪符だと言うふうに割り切ったほうが分かりやすい。
 私は問題を恣意的に読ませプロパガンダを受け付けているつもりはない。私が主張するというのと、私がプロパガンダを押し付けると言うのは、全く別なことです。それから、泡瀬のサンゴを思うのは「水伝」ではない、少なくとも私はサンゴを擬人化しようとも、サンゴに喋らせていないし、私達がサンゴへ優しい声をかければサンゴが蘇るなんて思っていない。私は似非科学を書いたつもりもないし、私の書き方のどこが運動の可能性を狭めているか分からない、私にとっては的外れな批判をするアナタこそ、恣意的に運動の可能性を狭めようとしているのでは?と、ひねくれた私なんかは思っちゃいます☆

>マヤー小さん
 私は、あんまり、というかちっとも、暴力には期待していません。
 だから、チェさんがキューバにもたらした革命はすごーい!と思うけど、
 実はなかなか革命とか暴動とか戦争とかそういうのから離れていたいのです。
 だから私は野獣にはなれないけど、だけどマヤー小さんの意見には大賛成だけど、
 手段は色々話し合って決めていけたらなーって思ってます☆
 敗北主義者みたいに、これはどうせ駄目、あれはちょっと、とかいいわけばかりして、
 結局なーんにもしない人には、でもなりたくないので、
 沢山考えてよりベターな方法で声を上げて生きたいですね。
Posted by shinakosanshinakosan at 2008年06月01日 12:19
>私にとっては的外れな批判をするアナタこそ、恣意的に運動の可能性を狭めようとしているのでは?と、ひねくれた私なんかは思っちゃいます☆

>サンゴやヤンバルの森が提供してくれる02をあんたらはいらないと言うのなら、じゃー息するな。
といった的外れな主張をされているのはあなたの方だと思います。
敗北主義が変質してひねくれ、理念に縋ってしまうようでは、市民社会から遊離するだけです。
いえ、遊離しようとも科学的に確からしければ、再評価の機会もあるでしょうが…。
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年06月01日 20:31
shinakosanへ
フリーペーパー『Stand Up.』、面白そうですね。どこで入手可能でしょうか?ご教示いただければ嬉しいです。
Posted by やんばるノグチゲラ at 2008年06月01日 22:19
>亞-世-MarkⅡさん
 おー、的外れはアナタでは?泡瀬干潟がなくなるのを叫ぶことを「水伝」としたのはアナタですね。生物多様性日本一を誇る泡瀬干潟を消すことで生まれる生態系の変化、そして干潟を埋めることで死ぬサンゴは今日もCO2をO2に変えている、非科学的なエキセントリック発言ではないでしょう?それを科学ではないとあなたは主張したいのではないでしょう?少なくとも私は市民社会で暮らす市民です、私から声を奪うことは、敗北主義に走れという上から響く愚民政策の声と等しい。アナタの批判は運動への批判であり、科学的でない。もう一度いいますけど、的が外れているのはどちら?

>やんばるノグチゲラさん
 まだ、設置場所や配布ルートやらが決まっていないそうです。
 決まったらお知らせしますね☆☆☆
Posted by shinakosanshinakosan at 2008年06月02日 08:40
>泡瀬干潟がなくなるのを叫ぶことを「水伝」としたのはアナタですね。
干潟が無くなるのを叫ぶこと自体を「水伝」とは申しておりません。
定量的な補足の無いまま
>サンゴやヤンバルの森が提供してくれる02をあんたらはいらないと言うのなら、じゃー息するな。
などとする妙な科学の使い方を例えています。
私のような一沖縄市民とて、物質収支や移植実験の状況等は理解できますから、怒りに任せず説明するようにしてはいただけませんか。

>私から声を奪うことは、敗北主義に走れという上から響く愚民政策の声と等しい。
いえ、声を奪いたいのでも運動を否定するつもりもありません。
干潟埋め立てに最期まで反対する人が居た方が健全だとすら思いますし、私なぞが言わずとも政策は実行されるでしょう。そも、一般市民の声に「植民者の視点」・「愚民政策の声」と言っていては、衆得動天は叶いますまい。
これからは、運動にしても、環境保護団体の創設者が原発推進を唱えたり出来る諸外国の科学への造詣の深さや柔軟さがあって良いと思うのです。
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年06月02日 20:17
>shinakosan 
いつも的確なレス、敬服します。
チェ・ゲバラの今のもてはやされかたは何故??私もよくわかりませんが、とにかく、若い人に受けてるらしいから、という安直な発想と、あと、
高いカリスマ性、抵抗する精神、という意味で、チェ・ゲバラのような、、、なんて書いてしまいました。私達の世代にとっては、彼は確かに少しダークなイメージがあります。
沖縄のこれまでのプロテストにおいて、流血や暴力はほとんどありませんでした。(逆はうんざりするほどありますが)。私は、この事実は今もこれからも、沖縄の沖縄たる重要な部分なのではなかろうかと思っています。(もちろん、今の情勢では先のことは断定できませんが)。
私の世代なら一押しはカメジローなんですが、しかし、これからの時代、もう既存のヒーロー像では、沖縄を引っ張っていくのは難しいかもね。
型破りの面白い人たちがきっと、出てくると思ってますよ、たとえば、shinakosanみたいな。

>亞-世-MarkⅡ様
「野生に帰れ」はあくまでも、精神のことを言いましたのでご理解下さい。
Posted by マヤー小 at 2008年06月02日 22:30
>亞-世-MarkⅡさん
 ああ、なるほど!ミスアンダスタンディングか。
 亞-世-MarkⅡさんの目にどう映るか分かりませんけど、私は泡瀬干潟埋め立てに反対しているけど、私はその運動に関わって活動しているわけじゃないので、私の発言は泡瀬干潟を守る連絡会のそれとは別物です。あなたはご自身のことを「一般市民」とし私のことはその枠に入れていないようですが、私とて一般市民です。数回泡瀬に行って色々考えたという一般市民の私を影響力のある「活動家」の声としてあなたは捕らえているのでしょうね。ある意味光栄ですけど、毎日泡瀬で頑張っている皆さんについてあなたは知らないがゆえに私に彼らを投影して拡大解釈し、私を否定することで泡瀬を守ってる皆さんを否定できると思っている。まずは彼らのHPとかを見た方がいいですよ。絶対に「定量的」でないとかそういうことは言えないはず。
 私の使ったフレーズにつていは、暴力的にとらえているのでしたら誤りますが、科学的なことを書いたつもりもないし、示威的に読まない限りそうはとれないので訂正するつもりはありません。こういうのは「衆得動天を狙うフレーズ」とは呼ばずに「グチ」と呼びます、少なくとも私の世界では。
 しかしアレですね「環境保護団体の創設者が原発推進を唱えたり出来る諸外国の科学への造詣の深さや柔軟さ」と言うあなたが何が言いたいのかさっぱり分かりません。環境保護を原発の両方をサポートしたい人がいても構いませんけど、それを持ってして科学の造詣の深さ?柔軟性?嗚呼。



>マヤー小さん
 カメさんいいですよねー。
 私のおばーちゃんとか彼女の近所の人たちが「カメさんが生きてるときは・・・」と話を切り出すアレにしびれます。ヒーローなき次代に育つ私にはなかなかピンとこない話でもあります。私はてーげーだしリーダーシップをとらないくせに茶々を入れるのが好きなアウトローなので政治には不向きですけど(笑)、だれか面白くて環境に優しくて日本に厳しくて未来の沖縄を考えながら生きる政治人がいたら投票したいなーって思います☆
 先輩の皆さんから受け継いだ非暴力のプロテスト、私も展開していきたいです☆
Posted by shinakosanshinakosan at 2008年06月03日 06:21
遅れてやってきたわたしが適当に石を投げますよ。

集合Aの中の具体的な実体であるaを取り上げ、これに対して何らかのアクションを起こすよう求めることで、集合A全体に同じアクションを起こすよう黙示的に求めることは、十分に合理的であると判断できる。この場合、aは集合Aの象徴として扱われているのであって、aのみが問題として取り上げられているわけではない。ゆえに、『他にも同様の存在があるにもかかわらずaのみを取り上げるのはおかしい』だとか、『aはA全体とイコールではないからその主張には意味がない』などの批判は、全く的外れであり、批判として合理性を欠く。
であるならば、集合Aの中の具体的なaに対する態度を取り上げ、その態度を集合A全体に対するものと看做して批判することもまた、十分に合理的であると考えられる。
だから、沖縄のある特定の干潟やサンゴ礁に対する日本政府の態度をもって、それを世界の同様の環境=干潟やサンゴ礁に対する日本政府の態度であると評価しても、そのロジック自体が批判に値するほど非合理的なものであるとはいえない。
事実、日本政府は政治的な必要性から環境を破壊することもやむなしとの判断を多く下してきたわけだし、それはつまり、世界中の同様の態度をとる様々な存在(例えば他国の政府だとか、企業だとか、または個人であるとか)に対して肯定的な態度をとっているということでもある。

まあ、多少言葉遣いが乱暴だったり、そもそも言葉が足りなかったりするのは事実ではあるが、それらは文脈を悪意的に読み取らない限り否定的な意味をもって評価されるほどのものではない。
Posted by sutehun at 2008年06月03日 18:10
>sutehunさん
 おお、なんか難しい(笑)
 私がサンゴの専門家に
 「環境省ではサンゴを埋めないと出世できない仕組みなのでしょうか?」
 という少々乱暴な質問をしたところ、だいたい以下のような回答でした。
 
「土木建設事業と国防が一番の環境破壊の原因なのだけど、建設省と防衛省の顔色を見つつ、怒らせない範囲内での自然保護を進めるのが環境省のようです」
「もう一つは、犯人が最も特定できなさそうかつ、一般市民に責任を押し付けられる『温暖化対策』に多大なる人数(100名以上)と予算を割り振ったそうです。」
「そしてサンゴ担当は2名です。」

 サンゴを殺すことはすなわち地球温暖化対策になっていないわけです、
 それはめっちゃ小学生レベルで理解できる科学なのですけれど、
 だけど経済や軍事基地のための建設工事による、
 サンゴの埋め立てにNO!を言うのが環境省ではなく、
 マイ箸、マイバックにYES!を言い、埋め立てから目をそらすのが環境省?
 と思うと、やっぱり「お前らーーー」となっちゃいました☆
Posted by shinakosan at 2008年06月04日 18:52
>私の使ったフレーズにつていは、暴力的にとらえているのでしたら誤りますが、科学的なことを書いたつもりもないし、示威的に読まない限りそうはとれないので訂正するつもりはありません。

再度書きますが、私はあなたや運動家を否定しておりません。
訂正を求めた覚えも無いので、この点について謝られる必要もありません。

>それを持ってして科学の造詣の深さ?柔軟性?嗚呼。
科学的に認められないことが多く、主体的なプランを示せない内地風の活動に比べ、いかに建設的な努力が積み重ねられていることでしょうか。

>サンゴを殺すことはすなわち地球温暖化対策になっていないわけです、
 それはめっちゃ小学生レベルで理解できる科学なのですけれど、

 サンゴを殺すことで失われる吸収能と、家庭から放出される増分を比較して、どちらの抑制に限られた人員を傾注すべきかも、気の利いた小学生に理解できることと思います。
Posted by 亞-世-MarkⅡ at 2008年06月05日 00:54
>亞-世-MarkⅡさん
だいたい理解できました。うんうん、ふむふむ。

サンゴを殺すことで失われる吸収能と、家庭から放出される増分を比較して、どちらの抑制に限られた人員を傾注すべきかも、気の利いた小学生に理解できることと思います。

これに関しては、上記コメントに書きましたが、
では環境省は、
何故では地球温暖化対策に100人でサンゴに2人なのかの、
科学的な理由がないんだと、私は小学生の頭で思います。
私の言いたいことはつまりはこういうことなのです。
Posted by shinakosan at 2008年06月05日 05:11
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