2008年07月25日

【辺野古:海の幸の日のご案内】

【辺野古:海の幸の日のご案内】ねーねー。
明日暇な人、辺野古に行った方がいいよー!

辺野古の海の幸食べたぁーい、
おばーのぜんざいも食べたぁーい。
ボートに乗って海からキャンプシュワブ睨みたーぁい。

リサイクルショップでショッキングピンクの海用のブーツ買いたいなぁー!
              それから防水のXactiも今年こそは手に入れたいなぁー!

              辺野古って、いつも私を「その気」にさせてくれる☆
              辺野古大好き!戦争大嫌い!








【辺野古:海の幸の日のご案内】

明日、26日(土)におばぁ、おじぃと一緒に“辺野古:海の幸の日”を開催します。

テントの目の前に広がるすばらしいい海から、たくさんの幸を得て、
辺野古の人達、沖縄中に人達は暮らしてきました。
その辺野古の海で取れた、恵みをもう一度味わい、
楽しみ、確認していこうと辺野古テントに座る有志が発案し、
今回の会が催されることになりました。

魚を中心に素敵なごちそうがならぶ予定です!
いま、連絡が入りました!おばぁ達は「ぜんざい」を作ろうとも考えているようです!
おたのしみに!是非ご家族と共においで下さい!
時間は、正午スタートで午後2時くらいまで雨天、台風決行です。

海上の様子を見てですが、船、いかだも出す準備をしています。
ぜひぜひいらしてください!
また、先日もご案内しましたが、来週より午前中にいらした方々に、
大浦湾と辺野古を船でご案内します。

天候や海上での緊急行動などがある場合はそちらが優先されますが、
長島、平島に上陸したり、
運が良ければ、サンゴをのぞき見たり、出来るはずです。

海上では、カヌー、他の船で基地建設のための調査を止めるため、
いろんな動きをしますが、皆さんをご案内する船は、
それには参加せず辺野 古大浦湾を見て、
環境のすばらしさと現在行われている作業、陸上工事の現状、
キャンプ・シュワブ、海上保安庁の動きなどをご覧いただきます。

詳細は命を守る会事務所0980-55-3131に問い合わせてください。
県議会議決を受けて、あらためて新しい強大な軍事基地の建設を止め、
ジュゴンの棲むことのできる静かな海を取り戻すため、
出来る限り!あらゆることをしていきたいですね!

辺野古も、いろいろなアイデア、意見を取り入れながら変わろうとしています。
しばらく、足が遠ざかっている方もどうぞのぞきに来て、
知恵と力を貸してください!!

座り込み、海上での見学に参加される方は日差し対策、
水分補給等の準備をお願いします。
特に海上に出る方は、足元水に濡れることもありますので、
運動靴、海靴などがあればベストです。


辺野古浜集会より




Posted by shinakosan at 16:25│Comments(21)
この記事へのコメント
しかし現実的には沖縄県知事と名護市長が基地建設を受け入れている以上、県議会の反対決議を無視して日本政府が計画を強行する事は避けられないのです。
普天間基地の危険性除去の為にも実効性の有る行動が必要な時です。
原理原則にとらわれず沖縄全体の利益を考えると政府案の大規模基地建設を避ける為にもSACO合意のヘリ部隊の運用に限定した基地受け入れは止むを得ない選択肢と私は考えます。
Posted by 大城 勲 at 2008年07月27日 18:37
>大城勲さん
 コメントありがとうございます。
 知事や名護市長が民意を反映する選挙で選ばれたとしたら、同じく選挙で選ばれた県議たちの「その合意」を取り下げる決議にも意味があると思います。ご存知のとおり大浦湾では国内最大級のサンゴ郡が発見されました、ジュゴンも来ています。もちろん、私も普天間基地の近くで勉強させてもらっているわけですから、普天間の安全は真っ先に確保されるべきだと思うし、爆音は一日でもはやく軽減除去してほしいと思っています。それは当然ですよね。しかし、その代わりに辺野古は仕方ないと言って「苦渋の決断」をする必要は何もないと思います。今の沖縄全体の利益のために普天間の犠牲を嘆くことができるなら、新基地建設でこうむるであろう辺野古の被害についても嘆くべきではないかと思うのです。繰り返しになりますが加えて自然環境の問題があります、国際サンゴ年とかチーム-6℃とかマイバックとか、なにやら可愛らしい環境へのアプローチをしていますが、環境に目を向けるならあの海には基地を作れないと思うのです。
  付け加えるなら、辺野古はそもそも普天間異説のためではなく1960年代から米軍によって計画されていたことだということ、辺野古に持ってこられるのは普天間の代替施設だけではなく、新たに戦闘機装弾場も作られようしていること、滑走路だけではなく那覇軍港並みの軍港も作られようとしていることも見落としてはいけないポイントだと思います。
  ということは、普天間以上の基地になるということで、整理縮小どころか最新鋭のすごい施設を作るという計画ということですね、しかも、辺野古に移設したところで、変換されるという普天間以南の土地に関して、米軍側は原状回復をする予定はないそうです、ジェット燃料やらなにやらで米軍が土地を汚染するのは「常」です(フィリピン、グアム、プエルトリコ、韓国、米国本土の例より)から、そういうことも考慮しながら、私は安易にSACO合意に「やむをえない」を言ってはいけないんだと思うのです。
  もちろん、普天間の返還はしてもらいましょう、原状回復も求めましょう、そして辺野古に反対しましょう。これを全部言うことはわがままでもやりすぎでもないと、私は思います。なぜなら、そもそも侵略して土地を奪い60年以上も周囲に危険を押し付けながら汚染しながら居座り続けたのは日米政府なんだもの☆☆☆ネオリベな知事なんかより、今の県議の人たちのほうが私にとってはよっぽど「素敵」なんです☆。
Posted by shinakosan at 2008年07月27日 19:38
あなたの言っている事は正論ですから否定はしません。
しかし現状では名護市、宜野座村も米軍再編交付金を受け取って基地建設を容認しています。仲井間県知事も地元の意向を尊重して(実際は土建業界の意向)基地建設を認めています。
沖合移動の要求は単なるポーズで現実的には意味の無い要求です。
私が一番危惧している事はSACO合意のヘリ部隊に限定した基地が稲嶺前知事の15年使用期限、軍民供用という馬鹿げた妄想によってヘリ部隊限定の1500m滑走路からハリアーもホーネットもC-5もアントノフも運用可能な2500mに規模拡大され、名護市長の埋め立て面積拡大を望む本音が日本政府に逆手に取られてV字型二本の滑走路にまで巨大化している事です。
県議会が反対決議をしても日本政府は無視して基地建設を強行する筈ですから結果的に無意味な抵抗にしかなりません。
これは沖縄に限らず日本国民全体に言える事ですが反対で騒ぐだけで最終的に地元への予算のばらまき(毒まんじゅう)で買収されて政府に押し切られています。
私が繰り返し主張しているのは沖縄県民が対立していては政府の思う壺だと言う事です。
沖縄側で何とか一致点を模索して統一要求出来る方向を探る事は不可能では無い筈です。教科書問題では最終的に自民党が逃げましたが議長は統一要求のシンボルとしての責務を放棄しませんでした。
ヘリ部隊と比較すれば遙かに騒音も危険性も高いハリアー、ホーネットが辺野古に来る事は絶対に阻止しなければなりません。その為には辺野古での巨大基地建設を望む土建業界に基地以外の工事に目を向けさせる必要が有ります。そうすれば名護市長も県知事も基地の規模縮小で合意出来ます。沖縄県民が対立しては敵の姿を見失います。戦う相手は日本政府です。
大浦湾のサンゴを守りジュゴンの生息環境を守りヤンバルクイナを守る為に小異を捨てて大同団結出来る唯一の方策が私の提示している形だと思います。
それが出来なければ残念ながら辺野古の戦いは負けるのは必定です。
結果的に反対の運動が巨大基地建設をサポートする事になっています。
Posted by 大城 勲 at 2008年07月28日 23:54
>大城勲さん
 分かるんですけど、もうすでに日米の案はV字型日本ですよね、そして、沖合いか否かで話しているのであって、名護市長も県知事も現案から縮小あるいは原案に戻せという要求をしていない、今、市民の意見が割れているからこそ(ジュゴン裁判などを通して)、SACOとは違った、米軍が建設しようとしていたものの全容が見えてきたのではないでしょうか。
 沖縄県民が対立するのが政府の思う壺だということ、戦う相手は日本政府であるということ、よく分かります。ただ、SACO合意のヘリ部隊の運用に限定した基地受け入れというのが現時点で可能かどうか、私はそこはダウトすべきだと思います、計画は40年以上も前からあったわけですし、日本政府が全面協力をすると言っている。V字案まで明らかになった今、改めてヘリ部隊の運用のみということを言うか否か、確かに県議会が全会一致で現案の白紙撤回原案にもどれと叫んだたらそれはとても興味深いと思いますが、それでも、辺野古の民意は「基地NO」だと思いますし私もそれに寄り添うでしょう、そういう意味では県民同士の対立はなくならないと思いますが、被害をこうむるのは辺野古の人たちですからそれは当然だと思います。
  大城さんがおっしゃる「原案に戻れ」と「辺野古に基地を作るな」の両方を突きつけてみるのはどうでしょうか。あなたの文章を読んで、今日の私にはそれが一番現実的で可能性を秘めているように感じれられました!ありがとうございます!できたらまたコメントくださいな。
Posted by shinakosan at 2008年07月29日 17:39
大城さん

横からすみません。
軍事基地のことは大城さんのほうがよくご存知とは思いますが、
ヘリ基地の環境汚染で忘れられがちなのが、機体洗浄などに伴う水質汚濁がありますよね。
どのくらいの規模を想定しているかわかりませんが、たとえば、80機ものヘリなどが常駐し、週に1回前後の洗機を行うとなると、やはり大変な量の重油やらオイルやらが辺野古の海を汚染するのではありませんか?アオサンゴもひとたまりもありません。今のレベルの生活排水など比較にならない汚染が起こると思います。だいたい、それに使用する水の量が半端じゃないそうです。その水どっから持ってくるつもり?地下水くみ上げ?県民のダムから?
おそらく米軍は、当初小規模で手を打ったとしても、そのうち、拡張拡張で、なし崩しにして、駐機する機種もどんどん強化していくに決まっている、と私は思っております。今までのやり方を見ていたらそう思いませんか?よって、1か0かしかないのではと思っております。

あと、もうひとつは、やはり、辺野古の海の神様です。これは辺野古一帯の方々が信仰してきたものです。与那原や豊見城やあわせの方々はビジュルも竜宮も信じない、進化した理知的な近代人のようで、なんとも思わなかったようですが、沖縄の魂を痛いほどに保っている辺野古の皆さんの大事な神様を冒涜する権利が、近代人であるタシマの人間にあるでしょうか。もし基地建設を許したら、私も共犯として天罰を受けるかも知れないと思うと、心配でなりません。沖縄人のルーツが何であれ、いつかわからない古の時代から海の神や地の神を大切に信仰しているのが沖縄人なのだと思います。最近、逆立ちした沖縄人論を唱えるヤマトーがいて、悪影響を受けている人も見受けられ少し心配しております。念のため書かせていただきました。
Posted by マヤー小 at 2008年07月29日 21:32
私の言いたい事は日米政府の合意したV字型滑走路の巨大な基地は海兵隊が求めた物では無く稲嶺前知事の幻想と名護市長の表向きは集落上空を飛行させないと言いながら本音は地元業者に工事をさせる為に埋め立て面積を拡大したい願望を日本政府に逆手に取られて出来上がった無用の長物だと言う事です。
そして巨大基地が完成すればハリアーもホーネットも大威張りで飛び回るのです。
作業ヤードの埋立地はハマサンゴの産卵している海域です。
幾ら反対を叫んでも現状では基地建設は阻止出来ないのです。
結果的にサンゴもジュゴンも守れないのです。
ヘリ専用の基地でも海を汚染する可能性は有りますが環境保護の要求で防ぐ手段は皆無とは言えません。
しかしV字型滑走路の巨大基地建設が始まれば工事段階で全てが終わるのです。
従って現段階で少しでも可能性が有るとすれば名護市長、県知事に対して感情論では無く沖縄全体の利益を説いて巨大基地を撤回させSACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路まで押し戻す事です。そこまで考えれば自民党県連にも同意させる事は不可能とは思えません。
私としては現在、あらゆる手段を使ってその為の働き掛けを行っています。
私のブログに書いている内容を与野党問わず国会議員、県会議員、県知事、市町村長にメールで要請している状況ですが如何せん私一人の力には限界が有りますので無駄な努力かも知れません。
オールオアナッシングで結果的に負けた運動を数限りなく見て来ました。
それが私の原点です。現実的に勝たなければ世論は正義とは認めず異端者としか見ないのです。その為には世論の多数派を引き込む努力が必要です。
沖縄県民の大多数が巨大基地には反対です。大浦湾の自然破壊に反対です。しかし普天間基地返還を遅らせるヘリ基地絶対反対では世論は分裂し結果的に政府に負けるのが冷厳な現実です。
一つ勘違いされているのは先の県議選挙で野党側が勝ったのは年金問題、後期高齢者医療制度問題で高齢者の怒りが作用している事です。
同時に建設業者が不況で動けなかった部分も軽視出来ません。
残念ながら投票率で見ても若者達は動いていません。従って今後の選挙でも野党側が勝てるかどうかは疑問が残ります。
ここで野党側が原理原則に拘って従来通りの妥協無き理想論を押し通せば政府がばらまく毒まんじゅうで再び元の木阿弥に戻る危険性が有るのです。
何故に沖縄の未来像として理想的な基地返還アクションプログラムを掲げた太田元知事が負けたのかから学ぶべき事です。
Posted by 大城 勲 at 2008年07月30日 00:15
大城勲さま

こんにちは。私はshinakosanのブログの愛読者です。
興味深いコメントだったので、質問させてくださいませ。

私も、大城さんのおっしゃるように、
【沖縄県民が対立していては政府の思う壺】であると思っております。

ただ、大城さんがおっしゃる
【SACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路】
が、どのような基地を想定されているのかわからないので、
具体的な像を示していただければありがたいと思います。
というのは、私にとっては、「1500mでも大きすぎる」からなのです。

・現在の「V字型」滑走路は、二本それぞれが1600mですが、二本が一本になり、100m縮小されることで、運用される飛行機の種類は、結構変わりますでしょうか。

・「SACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路」が一本だと、埋め立ての面積はどれくらいになると想定されますでしょうか。

・現在の「V字」に要求されている戦闘機装弾場や軍港を、どのような論理で米日双方に放棄させうると思われますか。

・「そうぞう」などが提唱している「嘉手納基地統合案」や、稲嶺前知事県政末期に出ていた「キャンプシュワブ内に暫定へリポート案」などへの、大城さんの評価はどのようなものでしょうか。

・仮にSACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路に押し戻したとして、その後の米軍基地の北部集中・固定化・永久化に対して、どのような対処が考えられますか。

リンクが貼られていた大城さんのブログも拝見してきましたが、とても全部のエントリーを読むことはできなかったので(おいおい拝読させていただきますね)、上記の質問に関連する記事がすでにあるようでしたら、お手数ですが、場所をお教えいただければ幸いです。

質問ばっかりで恐縮ですが、大城さんの主張について理解を深めたく、どうぞお許しください。
私たちにとって、「ベスト!」の方途を、ともに探っていければと願います。

それから、与党の県議では、このたびの「辺野古新基地建設反対」決議の採択の際に一人だけ「政府への抗議のため」に退席した、国頭郡区選出の吉田議員が、どのようなことを考えているのか、興味深いです。与党議員にアプローチするならこの人かなと思っています。
Posted by やんばるノグチゲラ at 2008年07月30日 19:44
大城さん、お気を悪くしたならすみません。

>政府がばらまく毒まんじゅう
>残念ながら投票率で見ても若者達は動いていません。

貴方の言うことはほんとに、痛い真実だと思います。
他シマの素人やフツーの若者達を運動から遠ざけるような、あるいはしらけさせるような雰囲気を私も感じます。せっかく基地反対で一致するもの同士がいがみ合ってはいけないですよね。
しかし、今は、大田知事敗北当時と違って、風向きもかなり変わっており、この機に乗じて新基地案撤回に持ち込むことを考えるべきですし、それは充分可能な状況ではないのでしょうか。(アメリカ大統領選挙、衆院解散の影響も予測されます。)
この機を逃してはいけません。
原点に戻って強気強気で押してくださいよ。大城さんに期待してます。
Posted by マヤー小 at 2008年07月30日 20:17
>大城勲さん、やんばるノグチゲラさん、ヤマー小さん

 なんか面白くなってきましたね。こういうのが欲しかったです☆
 ネット右翼の方々とバトルをするのはそれはそれで頭の体操になるし、
 それに私が思いつかないような色んなことが学べて好きなんですけど、
 やっぱりそういうのじゃなくて、この日記のコメントエントリーの皆さんと、
 膝を寄せ合い「話し合い」をするのはとてもヘルシーでナイスだと思います。
 やんばるノグチゲラさんの質問、確かに大城さんの言わんとしていることを、
 誤解なく理解して建設的な議論をやる上で抑えておきたいポイントを聞いていて、
 すっごく良い感じだと思います、大城さん、あなたの回答を、
 私もやんばるノグチゲラさんと一緒にお待ちしても良いですか?
 「県民同士が対立してやがる、あはははは」から
 「県民同士が腕組み、しかも四方八方から来た!やばい!」へ、
 私たちは転換できるかもしれません。
Posted by shinakosan at 2008年07月30日 23:35
やんばるノグチゲラ さん。私のコメントにリンクを付けていますブログ(名前から開きます)の方に詳しい説明をしていますので御覧頂けたらと思います。

マヤー小さん。私は民主党を本当のところは信用していません。
自民党公明党連立政権への嫌悪感が民主党への支持となって表れていますが前原誠二などの極右分子が含まれている民主党が政権を取っても安保、防衛政策では現政権と殆ど変化は期待出来ないのです。
沖縄でも従来の革新共闘は崩壊し社大党の凋落を招きました。
現在の野党共闘は右と左の同床異夢で昔の様に強固な革新王国と全く別物です。

一番の問題は名護市が市民投票の反対を押し切って受け入れを決めた理由である振興策予算を旧名護町で消化して二見以北の旧久志村地区を放置している現状です。久志、辺野古、豊原の久辺3区も基地関連予算で二見以北に較べれば恵まれている筈ですが旧名護町への不満を募らせています。
逆に言えば名護市民の大多数は辺野古の事に無関心で二見以北の事は存在自体を忘れているのが現状です。
同じ事は東村でも言えます。10年間で1000億円の北部振興策で潤ったのは国頭村、大宜味村、金武町、宜野座村、恩納村、旧名護町で東村と二見以北は取り残されて格差が拡大しています。
これが北部全体が基地反対で一致出来ない理由で有り中南部に対しても説得力に欠ける理由です。
Posted by 大城 勲 at 2008年07月30日 23:46
大城勲さま

早速の応答をありがとうございます。

ただ、私の先のコメントにも書きましたように、大城さんのブログを、最新エントリーから順次拝読していったのですが、なかなか上記の質問に対する答えに該当するような記事を探しだせなかったので、お尋ねしたのでした。
応答をいただいて、大城さんのブログに、質問に答えられた新しい記事を書かれたのかと(勝手に)期待してうかがいましたら、更新されてはおられなかったので、横着せずにブログの全記事を読むことにいたしますね。

その前に、現段階での、私の疑問を書いておきます。

大城さんが2008年07月28日 23:54に書かれた
【私が一番危惧している事はSACO合意のヘリ部隊に限定した基地が稲嶺前知事の15年使用期限、軍民供用という馬鹿げた妄想によってヘリ部隊限定の1500m滑走路からハリアーもホーネットもC-5もアントノフも運用可能な2500mに規模拡大され、名護市長の埋め立て面積拡大を望む本音が日本政府に逆手に取られてV字型二本の滑走路にまで巨大化している事です。】

は、稲嶺時代の「海上案」と、現在の「V字型案」が混在しているので、ここをごっちゃにしたままでは正確な議論ができない、ひいては沖縄県民の「統一した要求」をさぐることは難しいのではないでしょうか。

C-5やアントノフは現在のV字型案の滑走路(一本の長さは1600m)でも離着陸できないでしょうし、
ハリアーやホーネットは、【SACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路】でも離着陸可能です。

大城さんの主張される【SACO合意のヘリ部隊に限定した1500m滑走路】
の基地は、2005年10月29日に日米政府が合意した
「キャンプシュワブをL字型にまたぐ、1500m+300mのオーバーランを加えた滑走路」の「沿岸案」
と同じものになるのではないか、という疑問を私はもっています。

そして、この「沿岸案」については、この計画に仕込まれている「軍港・装弾場」や「基地の北部集中・固定化・永久化」をクリアしないかぎり、県民の統一した要求、とするのは、とてもできないと思っています。

私のこの疑問が違っていましたら、「失敬な!」と、どうぞ遠慮なく罵倒くださいね。

私は、大城さんがご自身のブログで書かれておられる、日米両政府への怒りを共有していますし、お薦め&注目されて紹介されているブログも、ほとんど愛読しています(私自身はブログもHPもやっていないのですが)。
来年の「薩摩侵攻400年」を迎え撃つために、お互い「ベスト!」の道をさぐっていきましょう。
Posted by やんばるノグチゲラ at 2008年07月31日 01:12
やんばるノグチゲラ さん。ここはSINAKOSANのブログですから私のブログに関するコメントを書き続けるのは不適切かと思います。必要でしたら私のブログの方にコメント頂ければと思います。
SACO合意の要点は普天間基地の危険性除去の為に撤去可能な海上ヘリポートを建設する事でした。
これに対して名護市民投票の結果は反対と出ました。
時の比嘉鉄也名護市長は橋本龍太郎総理の政府から示された基地とリンクしない10年間で1000億円の北部振興予算を条件に辺野古地区への基地受け入れを表明した上で辞職しました。
後継者として市長となった岸本建男は受け入れ条件として海上基地から沿岸埋め立てへの変更。基地使用協定での運用機種と飛行ルートの制限を提起しました。
この時、稲嶺前知事は15年使用期限で返還後の民間機運用に有利な2500m滑走路を求めました。
以上の2点、基地使用協定と15年使用期限は日米政府から問題外として無視されたままで時間が経過しました。
ここで防衛庁(当時)は稲嶺前知事を交渉相手とはせず名護市長を含む北部市町村長の籠絡を計りました。
特に島袋名護市長の背後で北部振興予算の確保と埋め立て工事参入を計る土建業者の願望を利用して予算の削減、打ち切りを仄めかして政府への協力を迫りました。
島袋市長と宜野座村長、東村長らが防衛庁の脅しに乗って基地受け入れと埋め立て面積拡大を計る為に飛行経路を集落から外すと言う理由で沿岸部から沖合移動を求めました。
防衛庁は米国内からジュゴン保護の担保を求められている米軍の立場を受けて陸地に近接する位置からの移動は困難としてV字型二本の滑走路案で名護市長の同意を取り付けました。
この間、仲井間知事は態度を鮮明にせず地元の意向を重視すると言い続けました。
さて、そろそろ結論を書きますが私の主張はSACO合意の撤去可能なヘリポートの原点に戻れば限定的な埋め立てで基地受け入れが可能と言う事です。名護市長が市民投票の反対を押し切って受け入れたのはヘリ部隊に限定した基地でした。当然ながら運用機種、飛行ルートにも基地使用協定で制限要求が可能です。県知事も地元の意向を優先するので有れば同意出来る筈です。
幸いにして当時とは米側の自然保護に対する意識も変わって在沖海兵隊の半数をグアムに移転する事でキャンプシュワーブの敷地内を使える状況になっています。
既に始まっている受け入れ準備でヘリ専用の基地であれば既存の基地から拡大する面積は余り広くはなりません。
北部市町村が基地受け入れで米軍再編交付金を受け取っている現状では全てを拒否する事は実質的に不可能な段階に来ています。
神奈川県座間市も米軍再編交付金を受け取る事が決まって日本政府は自信を深めています。山口県岩国も結果的に毒まんじゅうに負けました。
投票を控えた山口県知事選挙でも共産党以外は候補者も立てず自公推薦候補に相乗りする無風選挙んになっています。
こういう政治状況では基地絶対反対を叫んでも結果的に政府に勝てないのです。
従って現状で可能な選択肢は政府案の無条件受け入れか或いは私が提唱するSACO合意のヘリ部隊に限定した基地しか有り得ないのです。
同時に北部振興策として基地問題とリンクしない予算確保の手段で北部東高規格道路を要求すれば県道70号線でのヤンバルクイナ等保護の為の自然保護区として通行制限も可能です。
1500m滑走路でもハリアー、ホーネットの運用は不可能では有りませんがSACO合意の原点に戻って運用制限を政府に求めるのです。
普天間基地の2700m滑走路で運用しているC-5、アントノフは宜野湾市の現状を見れば実質的に2000m以下でも運用可能なのです。
繰り返しますが現在の政府案V字型の巨大基地建設を阻止出来なければジュゴンもサンゴも結果的に守れずヘリ部隊とは比較にならない騒音と危険性を伴う米軍の運用で二見以北は凄まじい基地被害を被り北谷町砂辺の様に立ち退きを迫られる可能性が否定出来ません。
既に明らかな様に巨大基地建設の作業ヤードとして埋め立てられるのはハマサンゴの産卵している海域です。
最早、議論している時間的な余裕は無くなりつつ有ります。
Posted by 大城 勲 at 2008年07月31日 19:51
大城さん、気が合いますね~(苦笑)。
民主党、ネオコン勢力も入り混じった怪しげな雰囲気、誰しも警戒はしていると思いますよ。だいたい、昨日や今日、県政に首突っ込み始めたくせして、他党を排除するような物言い、あつかましいです。それに、誰かさんの夫人はなんと自民党議員、カンベンしてくれよーって感じです。まーでも、大城さんのいうように無用な反目は今は良くないのではないかと。
しかし、基本認識は同じなのに、方向性がこうも違うのはなぜでしょう。
結構注目度も高い大城さんのブログで、沖縄県民が基地を条件付きで誘致しているかのように受け取られかねないメッセージを出しておられるのは残念です。
土建業者を懐柔する策なら、なにも新基地の妥協案ややんばるの自然破壊を伴うようなものでなくとも、ひねり出すことは可能です。それが政治というものですよ。たとえばの話ですけど、普天間基地即時閉鎖、軍転特措法改正→跡地早期利用促進、これによって生み出される建設需要は結構すごくないですか。国がキチンと政治を行えば、跡地のインフラ整備などの特需は、かえって、建設関係者にとっておいしいことになると思いますが・・・私の案は笑止千万でしょうか・・・。

新基地案を含めて米軍の沖縄駐留は政治問題であって軍事問題ではない、と琉大の我部先生も言ってるし、沖縄の基地が地政学的に必須みたいな言い方は、クサイものは沖縄に押し付けておきたい政府やご都合主義右翼連中の強弁です。貴方も言うとおり、新基地問題は埋め立てをしたい土建業者の絡んだ政治問題なんです。であればこそ、そんなことのために、かけがえのない海や御嶽を破壊するなんて、あり得ない!としか私には思えません。
そもそも、その利権を欲しがっている人たちは、県民のごく一部なのではないでしょうか。そのごく一部の人たちの主張を打ち負かせないほど、そんなに沖縄の世論は弱いでしょうか。
今だからこそ、基地は断固Noという姿勢で、絶対にぶれてはいけない、と私は考えております。
ちなみに、大城さん、基地のそばに住んでみてください。簡単に人のシマに移転させていいものかどうか、実感してみていただきたい。
たとえばそうですね、普天間基地の南縁地域、佐真下公園から第二大謝名あたりのアパートに住んでみてください。チムフトゥフトゥ、ワジワジーで健康に害がでること請け合い、我慢できず大概退去します。抗議しようにも、米軍にも防衛省にも苦情受付の窓口がありません。宜野湾市役所に窓口があるというのでそこに電話したら、そうですね、まったくですね~、ひどいですね~、といわれて終わりです。とにかく、米軍基地を沖縄においているのは、間違いです。私は個人的には芋とはだしのほうがはるかにマシだと思っております(基地撤去=芋とはだし、という人がまだいるなら、ですが)。
Posted by マヤー小 at 2008年07月31日 19:59
大城さん、19:51の書き込みを読まずに上を書き込みました。
貴方の書き込みを読んで確かに今、ヒジョーにやばい状態だというのを実感しました。
しかし、県議会も、いろいろな市民運動の団体も必死にがんばってくれています。
山口や神奈川は、安部や小泉のお膝元ですよ。米兵や自衛隊員が商店街を制服着て大いばりで歩くような土地柄で、軍への抵抗感はもともと薄いです。沖縄と同じに考える必要はありません。
それより、この状況を打破する方法を考えませんか。名護市長・仲井真知事を退陣に追い込む方法も理論上はありますし・・・問題はしっかりした世論です。
あ、ブログ主のshinakosan、勝手に掲示板みたいな議論をしてしまってすみませんでした。
Posted by マヤー小 at 2008年07月31日 20:55
>大城勲さん、マヤー小さん

掲示板みたいなやりとり?いえいえ、大いに結構です、というかむしろありがたくて楽しく読ませていただいております。ふむ。どうしたものかというのが正直なところで、大城さんのおっしゃることはよくわかるのですが、最初に戻すなら受け入れるという条件付合意が、また同じように今日の状態に押し切られることはないかという杞憂があります。どうせ作られるなら小さいほうがましというのは当然ですし、辺野古にじゅごんがこようが国内最大級のさんごがいようが、日米政府のプランに変更がないことも事実です。県民はどう動くか、動けるか、世論をどう持っていくか、そもそも世論はあるのか、日本人は何をしているのか、何を知っているのか。私ができることはなんだろうと考えながら、大城勲さんの文章を再度読んでみたいと思います。
Posted by shinakosan at 2008年08月01日 03:15
最新記事へのコメントとして、沖縄への連帯のメッセージを寄せます。
http://www.a-ok.ne.jp/~haguregumo/article/tokushin.htm

ところでプロフィールの、「アロはいたい。」とは何の事でしょうや。
アロ敗退。アロは痛い。どっちも違うだろうな。にしても「アロ」とは。謎を解こうと俄か学習者になったのに、まだ判りません。。
Posted by hagure at 2008年08月04日 19:28
>hagureさん
 すばらしいリンクをありがとうございます、徳信さんクールで私も大好きです。
 知識、そして情報を共有し強い絆を作ることは、
 私たち市民ができる最大の政治かもしれません、と期待しています。
 さて、アロはいたいとは、私が作った造語です(ごめんなさい)。
 アロハ(ハワイの挨拶)+はいたい(沖縄の挨拶、女性)をくっつけてます。
 ちょっと可愛いかなーと自分では気に入っているのですが、
 流行るかもしれないと期待していましたが、なかなか流行りません。
Posted by shinakosan at 2008年08月04日 22:51
ののののの!
しかし、フラを嗜まないヤマトンチュには難しいかも。

いつかどこかで、お会いするとしたら、
アロはいさい!っと声をかければいいんだね。
Posted by hagure at 2008年08月05日 12:07
>hagureさん
 うふふふ、アロはいたいって声かけてくださいね☆
 私はフラを嗜むのですけど、実は琉球舞踊はできません(涙)
Posted by shinakosan at 2008年08月05日 12:36
おもしろい!!!
shinakosan すてき!!
私は在沖18年のないちゃーです。と言っても八丈島生まれなので”島人(シマジン)”です。八丈島は幸いにも植民地化は免れましたが、友人のお母様曰く”八丈は日本一空襲の激しいところだった”そうで、たくさんの人が死んでいます。。それは第二次世界大戦時 ハワイに最も近い飛行場を持った日本の場所だったからだそうです。八丈もいわゆるシマチャビーで大東島、小笠原やサイパンにも入植しています。そこでバンザイクリフの当事者あるいは犠牲者として 沖縄のツアーよろしくサイパン慰霊のツアーもあり、幼少の私は教科書の”地上戦のなかった戦争”の嘘を肌身で感じて育ちました。こんな告白はあまりしたくないのですが、知念ウシさんのような”沖縄極右”(スミマセン私の造語です)とうちとけるためには必須の自己紹介でした。
辺野古の住民投票にも立会い、あの一部有名な交差点に立つ”辺乃古に基地は要らない”プラカードを持った小学生の姉弟とも面識があります。
辺野古に通うナイチャーが非難されて久しいのですが、大城さんのような限定しすぎる人にありがちかとおもいます。ごめんなさい。大城さんを非難していると言うのでなく純粋すぎて受け入れ口が狭くなって結局運動をだめにする結果になることがザンネンでならないのです。
例えば、宜野湾の”カマドゥーガー”は愛すべき人たちですが、先の知事選の時本来なら糸数さん有利の一騎打ちだったのに、彼女のたった一つのゴマカシを許せずに反糸数アピールをしたことです。もうひとつ、伊波市長がグァム移転を推進していることに対しての異論です。確かに反米軍基地を謳う世界各地の人と連帯するので納得できないのですが、まず基地容認派を選挙で破ってから突っ込むという技を使ってもいいんじゃないかと、思うのですよ。ちょっとのズルですよ。
次回選挙でもくそったれの民主じゃねと思いますが、とりあえず自民を潰すということでちょっと我慢するという技を使ってこそ変化があると思うのです。
日本政府が沖縄を二分してほくそ笑むように沖縄内部で基地反対派も二分されてほくそ笑まえているのだろうと思うのですよ。
私は沖縄フリークスではありません。私がまずあり、私が居心地のいいところがたまたま日本では沖縄だっただけです。だから住んでいます。それの何がいけないのでしょう。極右ウチナンチューはナイチャーが沖縄を利用してでお金儲けをしてると非難しますが、ウチナンチューは何故それをできないのですか?
沖縄でナイチャーに対抗しているウチナンチューはほとんど宮古んチューです。サンエー、かりゆしホテル、…
うちナンチューは宮古んちゅーをさげすんで差別していますが、今 沖縄を支えているのは宮古んチューです。
なんだかウチナンチュー情けなくありませんか?
大城さんのような純粋な人が逆にだめにしていると思うのです。ウチナータイムのようにもっとおおらかなところから攻めていってうまく自己主張にもっていきましょうよ!!
私のダンナは宮古ンチューです。身びいきもありますが、私自身、伊豆七島の中で流人の島とさげすまれた八丈島のアイデンティティを持つので差別の中の差別は身にしみてます。ウチナーンチューにはわからないでしょうけど…
話は変わりますが、私もフラをたしなみます。実はハワイ&フラ フリーク=アメリカ好き=オバカと思っていたのですが、JALによるハワイ聖地にホテル建設反対のHULAのニュースとIZの存在でハHULA大好きになってしまいました。
この境目はなかなか人に伝えるには難しく(私にとっては至極簡単なのですが)HULAをおどることは政治とは切り離してと言う人が多いので、Sinamosanの存在はさいっこうでした!!
Posted by まゆさん at 2008年10月07日 03:46
>まゆさん
 HULAは政治的で伝統的で美しく強く儚い、
 とても人間的で幻想的で、
 大自然に密着した素敵なダンスだと思ってます!!
 ワーオ。
 さてさて、私もうちなーんちゅで、
 元彼はミヤコンチュでしたが、
 なかなかうちなーびけんというか、
 あるいは私には宮古は語れないと言う自信がありながら、
 時々、宮古を含めての「沖縄」を語ったりして、
 とてもわがままでして、その点はいつも自覚しているつもりですが、
 まだまだ詰めが甘く、もしかしたら宮古をはじめとする、
 沖縄の離島の加賀方、与那国や奄美の方々を、
 排他的に捕らえているとも取られかねない表現を使うこともあると思います。
 それを知っているからこそ、丁寧に屋台名と言うのが本音です!
Posted by shinakosan at 2008年10月07日 21:58
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。