2011年09月07日

脱植民地化と人民の自己決定権

脱植民地化と人民の自己決定権


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 AIPR(Association of Indigenous Peoples in the Ryukyus)の長期にわたる国連国際連合先住民作業部会への参加が、国連のB規約(市民的および政治的権利)人権委員会の日本政府に対する「琉球民族を国内立法下において先住民と公的に認め、文化遺産や伝統生活様式の保護促進を講ずること」という審査報告書を引き出した事は記憶に新しい。そして今年はAIPRの国連への働きかけに加え、ワッタールーチューの松島泰勝さんがグアムの先住民族であるチャモロの人々とともに国連の脱植民地化特別委員会の場で米国の植民地支配からの脱却を求め民族の自己決定を訴えている。

 沖縄/琉球をとりまく「問題」を国際法に照らし合わせ、先住民の目で脱植民地化の方向を見て議論する、そんな素敵なイベントがあります、2011年10月1日(土)午後2時から沖縄国際大学にて、タイトルは「脱植民地化と人民の自己決定権」です。日米による軍事化や植民地化という「同化政策」を長い間強いられてきた沖縄/琉球。今回沖縄人/琉球人である私たちがこの島々に横たわる問題を私たちの視点で見つめる、いや、むしろ、「私たち」というポジショナリティをも議論する、かなり画期的な場になりそうです。私はベイビー(と夫)連れで参加予定、情操教育ってやつかしらん。





Posted by shinakosan at 10:59