2012年01月07日

2.7「北方領土の日」反対!

2.7「北方領土の日」反対!
アイヌ民族・琉球民族の先住・自決権樹立をめざす第14回沖縄集会


 今年も2月7日の「北方領土の日」がやってくる。

 日本政府(鈴木内閣)が1981年に「北方領土の日」を制定して以来、毎年全国各地で「北方領土」返還要求大会や「北方四島」をアイヌ民族に返せ集会が開催されるようになったが、アイヌ民族に言わせれば、北方四島はロシアの「領土」でも日本の「固有の領土」でもなく、アイヌ民族の「郷土」なのである。

 従って、現在進行中の日露政府による「北方四島返還交渉」については、当事者であるアイヌ民族を参加させ、かつての沖縄返還(復帰)の「二の舞」にならぬように、アイヌ民族の先住権・自己決定権を尊重補償して「北方四島」の将来をアイヌ民族に委ねるべきである。

 しかし、アイヌ民族の声を無視するだけでなく、国連の琉球民族権利保障勧告(08.10.30)も無視して、偏狭な日本ナショナリズムを煽り、今年の秋に天皇陛下を迎え「復帰」40年を「祝」する「全国豊かな海づくり大会」を糸満市で開催し、「薩摩侵略・琉球処分」から現在までの沖縄(琉球)の歴史「甘受」と日米の軍事植民地化をよりいっそう推進しようとしている日本(ヤマト)政府に北と南から抗して、我ったあ琉球民族とアイヌ民族の自己決定権を樹立し、多民族民主共生日本、そして脱植民地化自立沖縄を実現するために、第14回「北方領土の日」反対!沖縄集会にアイヌ民族解放運動家をアイヌモシリ(北海道)から迎え開催する。多くの皆様の参加を呼びかけます。

日   時:2012年2月7日「火」午後6時30分(6時開場)
場   所:沖縄船員会館2階ホール
参 加 費:1000円(資料代を含む)
プログラム:
1.琉球民族として「北方領土の日」を問う/まよなかしんや(フォークシンガー)
2.上映「アボリジニへの謝罪」開設/桃原一彦(沖国大准教授)
3.グアムのチャモロ民族は今/親川志奈子(ワッタールーチュー)
4.ハワイの先住民族は今/赤嶺ゆかり(沖縄キリスト教学院大学非常勤講師)
5.尖閣諸島と「領土」問題/渡名喜守太(沖国大非常勤講師)
6.アイヌモシリ(人間の住む静かな大地)は今/川村シンリツエオリパックアイヌ
       
川村シンリツエオリパックアイヌ プロフィール
旭川チカップニアイヌ民族文化保存会会長
川村カ子ト記念館館長
「ピリカ全国実」運営委員
2001年から毎年来沖している

主   催:アイヌ民族と連帯する沖縄の会
連 絡 先:fax098-876-1352 電話080-1768-4823(ウルマの会)




Posted by shinakosan at 07:09│Comments(0)
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